鎌倉・江の島へ夫婦旅行(1) 鎌倉宮と義時の覚園寺 [旅行先]
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カミサンの発案で鎌倉・江の島へ1泊の夫婦旅行をしました。
発端は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
すでにドラマは終わり、時期外れなのですが・・。
今回の旅行プランはすべてカミサン任せ。
観光先、宿泊先に食事の場所など、カミサンの思うがまま、言うがままに従う夫婦旅行。
その記事を連載します。
朝6時半に自宅を出て、JRで鎌倉駅へ。
常磐線上野東京ライン、東海道線、横須賀線と乗り継ぐのですが、乗換はすべて同じホームで実にスムース。
9時前に鎌倉駅に到着しました。
鎌倉駅
旅のスタートは鎌倉駅。
1984年の改築された素敵な駅舎です。
コインロッカーに荷物を預けて、鎌倉宮へのバスに乗車。
シアル鎌倉内の「NewDays」さんでEKI na CAFEを購入してバスへ。
ドトールコーヒーなので普通に美味しいです。
鎌倉旅行のコース
1日目は鎌倉観光。
カミサンの指示に従って進んだコースは以下のようはものでした。
午前:鎌倉駅→鎌倉宮→覚園寺
昼食:手打ち蕎麦
午後:永福寺跡→源頼朝墓→北条義時墓・法華堂跡→大蔵幕府跡の碑→鶴岡八幡宮→レンバイ
鎌倉宮
鎌倉宮。
ここは明治天皇が1869年に造営した神社。神社としてはとても新しい神社です。
祭神は後醍醐天皇の皇子・護良親王。天皇とともに鎌倉幕府を倒した人。その功績を讃えるために明治天皇が造営したものです。
護良親王の通称が「大塔宮」(おおとうのみや)なので、地元では「大塔宮」(だいとうのみや)と呼ばれているそうです。
護良親王は、武家政権から天皇中心の社会へ復帰させることを目的とした建武新政に尽力しました。しかし足利尊氏と対立して鎌倉、二階堂ヶ谷の東光寺に幽閉されます。鎌倉幕府を倒したのに、その鎌倉に幽閉とは、可愛そうなことです。
「鎌倉殿の13人」 関連の観光、という今回の目的からすると、関係が薄い所です。
本堂。
そしてカミサンは御朱印をいただきに。
御朱印帳を新規購入。愛用の御朱印帳を入れたバッグをロッカーに預けてしまいました。
しっかり手書きの御朱印をいただきました。
見開き2ページの御朱印です。
ウクライナへの義援金の募金がありました。これには感動。
少額ですが投函しました。
ここから大急ぎで次へ。
覚園寺
覚園寺では拝観ツアーがあって、スタートが10時とのこと。
それに間に合うように鎌倉宮から走って向かいました。約600m、かなりあります。
階段が長い・・・
階段を駆け上り、息を切らして到着すると・・
拝観ツアーはコロナ禍で中止とのこと。(*´ρ`*)
なのでゆっくりと拝観しました。
覚園寺は、1218年に北条義時が建てた大倉薬師堂を前身として、9代執権・北条定時が1296年に建立した寺。本尊は薬師三尊。
義時の夢に薬師如来の眷属・戌神(伐折羅・バサラ・大将)が現れたことが、薬師堂建立の端緒。
大河ドラマでは白い犬が出て来ましたね。(写真はNHKより)
運慶に薬師如来像とその眷属・十二神将を作らせ薬師堂に収める。(写真はNHKより)
その後、北条定時が三度目の元寇の再来がないことを祈念して、薬師堂を寺に改めました。
義時の大倉薬師堂は焼失し、現在の薬師堂と薬師三尊像は、足利尊氏が再建し、その後改修されたもの。仏像は室町時代の朝祐作です。
境内の配置図。
山門をくぐって正面にある「愛染堂」は、元大楽寺のお堂。
御朱印受付が拝観受付で、ここから先が覚園寺です。
その先は撮影禁止!
境内は昔のままの自然環境が残っていて、心が洗われます。
薬師堂は茅葺の建物。(写真は覚園寺HPより)
拝観ツアーは中止ですが、ここは丁寧に説明してくれる方がいます。
堂の中には、本尊の薬師如来、右に日光菩薩、左に月光菩薩があります。
さらに左右の壁に沿って薬師如来と信者を守護する十二神将が配置されています。
十二神将には梵語由来の名があるのですが、それぞれに十二支が当てはめられています。
北条義時の夢に現れたというのは伐折羅大将(バサラ)で、戌神が当てられています。
客殿に撮影スポット「北条の間」があるので、入ってみました。
薬師堂にある伐折羅大将(戌神)のアクリル等身大パネルがある。よくできてる!
ここで記念撮影しました。
撮影用の衣装や小道具もあります。( ^∇^)
カミサンは御朱印をいただきました。
この後でランチタイム。
カミサンが見つけた手打ち蕎麦のお店へ向かいました。
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