茨城県稲敷市(旧江戸崎町)に「月出里」というところがあります。

この地名は、なんと読むでしょうか?
つきでのさと」?
ブッブー!

実はこれ、全国難解地名の1つ。

なんと「すだち」と読むんですって。

なんでー!w( ̄▽ ̄;)w
・・・と叫びたくなる地名です。

今日の記事は、この「なんで?」を追求したものです。
月出里(すだち)の由来はなんだろう?

しかしなぜ突然にこの地名を取り上げたか?

昨日の記事をご覧になった方はもうお分かりですよね。
食堂の店名が、この地名を使った「月出里(すだち)」さんだったんです。
それで、なんで「月出里」が「すだち」なのか?を調べてみた、というわけ。

 

「月出(すだち)」と「巣立ち」の語呂合わせ

月の出る夜に渡り鳥が一斉に飛び立つから、なんて説明がネットにいっぱいあります。
なかなかロマンチックな由来です。
でもこれは、「月出」と「巣立ち」とを語呂合わせしようとした、後付けの理屈でしょう。
真実は、そんな後知恵の語呂合わせにはありません。