２年前の今ごろのこと。洞爺湖温泉に泊まりました。
洞爺湖温泉は、洞爺湖畔にあって、洞爺湖町（旧虻田町）と壮瞥町にまたがる温泉街があります。
泊まったところは、温泉街の西の端にある温泉旅館の北海ホテル。
（写真はgoogle Mapから。）
ここには源泉かけ流しの温泉がある、というので楽しみにしてやって来ました。
2008年に開催された北海道洞爺湖サミットで、英国代表団がここに泊まったそうです。
駐日英国大使を囲んだ記念写真。
では、浴場へ。
「ゆ」の暖簾が下がった浴場。
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でっかくはない大浴場。
【この温泉は天然かけ流し温泉です】って表示があります。
小さめの湯船だからかけ流しができるんですよ。
大きなホテルの大きな浴槽では、お湯の量が多いから、かけ流しは無理ですから。
石の湯口。お湯の成分が固まっています。
ちょっとエロチックな感じもします。
出ているお湯はチョロチョロと少ない。
お湯は湯船の中から出ているみたいで、この湯口は見せるためだけみたい。
濁っがお湯は黄褐色のお湯がたまっています。
緑色がかっているのはタイルのせいでしょうか？
浴槽の縁からお湯が流れ出しているのが、かけ流しの証拠だね。
ちょっと金っ気臭がするえど、土類系の芳香がします。
舐めてみるとちょっと塩気があります。
アルカリ性じゃない泉質なので、ヌルっとした感じはありません。
でもお湯につかっているとスベスベした感じ。
露天風呂もあります。
こっちは箱型の湯口からお湯は出ていなくて、湯船の中から出ています。
露天風呂からの景色。
洞爺湖とその中心に浮かぶ中島がきれいに見えますなぁ～。
脱衣場に張られている「温泉分析書」で泉質を確認。
洞爺湖温泉利用協同組合の共同温泉を利用しています。
源泉はいくつもあります。
泉質は、ナトリウム・カルシウム・塩化物泉（中性低張性高温泉）。
供給される温泉温度は50.3度という高温。
pH6.7の中性。密度は1.0008g/mlで、ほぼ水と同じ低張性。
ナトリウム、カルシウム、塩化物のイオンが多い。
温泉供給所での加水・加温について。
135度もある１つの源泉は加水しているって。
平常時は加温していない。
源泉所有者が加温することがあるって。冬には加温もあるんでしょう。
このシートの隅に貼ってある銀色のシール。
これが重要なんです。
ここのお風呂では、1.加水、2.加温、3.循環（ろ過を含む）、4.消毒処理をしていないと、保健所が証明しています。
露天風呂も加熱・加温していないので、冬は温くなっているかもしれません。
温泉成分が沈殿しているけど、気にしないでね、って書いてあります。
洞爺湖温泉の歴史も表示されています。
この温泉は日帰り入浴も15時から21時まで、大人500円、子ども300円でできます。
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