店内は右手にテーブル席。
左手には厨房とカウンター席があります。
とんちゃんは1人なので、カウンター席へ。
メニューは、タンメンと手づつみ餃子のみ。まさに、店名のまんま。
タンメンには、タンメン辛と醤油タンメンがあって、麺と野菜の大盛りもあります。
餃子は、焼餃子5個と水餃子3個があります。
そして餃子は、ニンニク入りとニンニク無しが選べる。
ランチタイム限定で、タンギョウセットがある。
タンメン&餃子のまさにど真ん中メニュー。
これをオーダーしましょう。
オーダーすると、餃子はニンニク入りかどうか聞かれます。
これから人に会うわけじゃないので、ニンニク入りにしました。
ところで・・・
タンメンって塩味ですよね。
じゃ、メニューにある「醤油タンメン」って変じゃない?
醤油タンメンって、醤油ラーメンじゃない?
あれ?
だっから、タンメンって塩ラーメンのこと?
そもそもラーメンとタンメンとはどう違うんだ!?
この回答は最後にしましょう。
◆タンギョウセット
セットの餃子は3個です。
ラーメンの丼は、グーっと反りが大きく、これも桂林丼でしょうか。
タンメンには、野菜がこんもりと載っている。
キャベツ、モヤシ、玉ねぎ、ニンジン、豚バラ肉。
具材のトップで、飛行機型のニンジンが飛んでいます。(*^^*)
食べてしまうのがもったいないような、可愛い飛行機型ニンジンさん。
まずは、スープをひと口。
半濁したスープは鶏ガラベース。
昆布も入っているのかな、旨味がまろやかです。
そして胡麻油の風味。
炒めてスープで煮た野菜の甘みがスープに溶け込んでいる。
うまいスープですね。
野菜もいい歯応え。
麺は、平打ちの中太縮れ麺。
やや硬めの茹で加減なのもいいですね。
そして手づつみ焼餃子。
【当店自慢の手作りラー油をお試しください。】とある。
しかも裏にはこんな説明が・・・
【餃子とタンメン 当店おすすめの食べ方】
1.まずは餃子を当店自慢の手作りラー油でお召し上がりください。
2.お好みで醤油、酢を加えてお召し上がりください。
3.半分くらいタンメンを召し上がった後、餃子のタレを入れてお楽しみください。
というわけで、手作りラー油を楽しみましょう。
ラー油をたっぷり。
餃子は、皮がパリッ、中がジューシー。
生姜とニンニクが効いていて、これはうまい!
ラー油だけで美味しい。
手作りラー油も旨味が強くて、餃子の味を引き立てます。
小皿に残ったラー油。
残したタンメンに自家製ラー油を投入!
真っ赤になったタンメン。
ラー油にまみれたタンメン・・・うま辛!(^∇^)
さらにラー油を投入!
美味しいスープに旨味のある辛さが加わって、このスープはいけてる!
旨くて辛いタンメンスープを完飲です。
この辛いタンメン、旨いです。
タンメン辛ってのも、期待できそうです。
ごちそうさまでした。
最後にラーメンとタンメンの違い。
ラーメンは「拉麺」なんて字を当てるけど、日本で誕生した料理。
でもタンメンは「湯麺」という中国の麺料理。
・・・じゃないんです。
どっちも日本で生まれた麺料理なの。
ラーメンは全国に広まっている。
でもタンメンは東日本の食文化で、西日本には広まっていなんだって。
タンメンは野菜がいっぱいで塩味のスープ、というのが特徴です。
じゃぁ、野菜いっぱいの塩ラーメンはタンメンか?
・・・っていうと、これが違うんだな。
実は、調理法が違うんです。
どう違うかというと、茹でた麺をスープに入れるところは同じ。
違うのは、ラーメンは野菜やチャーシューなどの具材を単にトッピングする。
しかしタンメンは、野菜や肉を炒めてからスープで煮て、それを麺にかける。
実際には、野菜を煮たスープを丼に入れ、茹でた麺を入れ、その上に煮た野菜類を載せる。
ラーメンとタンメンは調理法が違う、ということであれば・・・
ラーメンに醤油・味噌があるように、タンメンにも醤油・味噌があってもいい!
ということになりますよね。
実際に、このお店に醤油タンメンがある。
かの蒙古タンメン中本には、醤油タンメンも味噌タンメンもあります。
ここで札幌出身のとんちゃんは、大きな疑問がある。
札幌ラーメンは、まさにタンメンの調理法でラーメンを作っているのです。
調理法の違いで名称が違うというのであれば、札幌ラーメンは「札幌タンメン」と呼ぶべき。
そして札幌味噌ラーメンは、実は「味噌タンメン」だ、ということになるのです。
関連ランキング:ラーメン | 羽田空港第2ビル駅、羽田空港国内線ターミナル駅、羽田空港第1ビル駅