東京の東部を発祥に、茨城・埼玉・千葉に広がるラーメン店「珍來・珍来」さん。
暖簾分けをしながら、いくつかの系列が存在しています。
⇒「珍來」大研究 その2:珍來と珍来の系列
その主流の1つ、「ドラゴン珍來」こと(株)珍來のお店で、期間限定メニューが登場です。
「珍来」じゃなく古い字体の「來」を使った「珍來」さんの取手店。
看板に、ラーメン丼を持った龍がいることから、ドラゴン珍来と命名した人がいます。
命名者は加藤まさゆきさん.
⇒「伝説の中華「珍来」http://portal.nifty.com/kiji/130819161464_1.htm
ここで、期間限定メニューがあるんです。
【冷しお茶漬けらーめん】
お茶漬け味の冷やしラーメンか?
【ご飯いり抹茶仕立て】
ご飯が入ったお茶漬けだ!
ラーメンなのか、お茶漬けなのか?
いや、両方みたいなのだ。
摩訶不思議なラーメンが、8月31日までの期間限定。
(株)珍來の直営店・9店舗にて提供されている!
というわけで、実食しにやってきた、ってわけです。
お店の入口脇にその宣伝がありました。
いったいどんなラーメンなんでしょう。
入口には古字の「麵」が染め抜かれた赤い暖簾。
これがドラゴン珍來の証です。
風除室には、小麦粉の袋が掲げられている。
日清製粉製の(株)珍來の製麺所専用の小麦粉です。
ちなみにその製麺所は千葉県船橋市にあります。
店内はかなりの大箱。
右奥のテーブル席に座りました。
通常のメニュー。
ラーメンは540円、餃子300円という安さ。しかも量が多い。
それが珍来です。
夏メニューの冷やし中華。
でも今回、目指すメニューは、これじゃない。
「冷やしお茶漬けらーめん」
これこれ、これですよ。σ(゚ー^*)
裏に料理の説明が書いてある。
スープは抹茶仕立て、麺は#22番手の細麺。
トッピングに、チャーシュー佃煮(!)、刻みザーサイ、鮭フレーク、高菜。
薬味にわさび。
そして、ごはん入り、だ!
摩訶不思議なラーメン。
これを食べてましょう。
白い逆三角形、かなり鋭い切立丼で登場。
◆冷やしお茶漬けらーめん
冷たい透明スープに入ったラーメン。
山形名物「冷やしラーメン」の部類だ。
トッピングに、刻み海苔、チャーシューの佃煮、高菜。
小さな「おかき」もある。
反対側から見ると、鮭フレークに・・・
刻みザーサイ。
小葱とワサビは小皿に別盛です。
スープは、透明なグリーン。
そのスープは和風出汁、 しかも抹茶の風味。
永谷園のお茶漬け海苔の味、それに出汁をしっかりさせた、みたいな感じ。
ややウェーブがかかった細麺。
しかし珍来らしい、多加水のシコシコした食感。
細麺に和風出汁がわずかに絡みます。
別皿のワサビと小葱を投入。
スープに混ぜて・・・
ラーメンをすすると・・・ワサビが効いて、まさにお茶漬け風味!(*^^*)
チャーシューではなく、サイコロ状のチャーシューの佃煮。
お茶漬けの具らしく、濃い味付けにしてあるんですね。
海苔や鮭フレークといっしょに麺をいただくと・・・こつは、鮭茶漬けだ!(*^▽^*)
ラーメンを食べ終えると、黒っぽく緑色のスープが残る。
この料理は、ここで終わりではありません。
この黒い緑色スープの底に、ご飯が沈んでいるんです。
チャーシューの佃煮やザーサイといっしょに。
こりゃ、出汁が効いたお茶漬けそのものですよ。
鮭フレークが加わると・・・こりゃ鮭茶漬けだ!
抹茶風味の和風スープが旨いです。
すっかりスープをいただいて・・・完食!
冷やしラーメンとお茶漬けのコラボ。
予想を裏切る、なかなかの旨さです。
暑いときには、さっぱりとしていいです。
ごちそうさまでした。
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