店内はカウンター4席、小上がりに2卓と言う、小さなお店。
ママさん1人で営業しています。
居酒屋を20年も経営していたママさんだから、ご年配の方かと思ったら、とてもお若いのでビックリ。
気さくで、いやし系のママさんです。
先客は、小上がりに年配の男性、カウンターに小洒落た男性。どちらも常連さんみたい。
写真に写っているカウンターの男性は、話し声が俳優の木下ほうかさんにとってもよく似ていました。
ランチのメニューは4品のみ。
看板メニューのチキンカレー。そしてカレーうどん、タコライス、ナシゴレン。
ここはやっぱり、イチオシのチキンカレーですね。
ドリンクが数種類から選べます。
甘いのが苦手なとんちゃんは、アイスコーヒーをチョイス。
サワーも作れるドリンクマシーンから、サーブされます。
昼夜ともにママさんだけのワンオペですから、こういうマシンは重宝ですね。
◆アイスコーヒー
大きなグラスで出てきました。味は安定のBOSSです。
でも食前よりも食後の方がいいな。次回は「食後に」とお願いしようっと。
お冷はセルフです。
サーバーから、冷えたお水をセルフでいただきましょう。
しばらくしてママさんが料理を運んできました。
◆チキンカレー
ワンプレートに、カレー&ライス、煮卵、さらに青菜やサラダなどが色々と盛られています。
色々あった方が楽しいでしょう、とママさん。
そんな女性らしい思いやりから、盛りだくさんカレープレートに仕上がっています。
では、いただきます!(合掌)
サラダはレタスとミニトマト。
ミニトマトには、十字に包丁を入て、皮を湯むきしてありますよ。
その方が食べやすいでしょう、とママさん。
いやぁ、細かなところまでひと手間入れた、丁寧なお仕事ですね。感動です。
カレーの中に鶏の手羽元が2つ、そして煮卵と青菜がトッピングされています。
確認しなかったけど、煮卵はインドネシア流かな。
カレーは玉ねぎが溶けた甘さにスパイスが効いています。でも辛さはかなり控えめ。
青菜は、ホウレンソウとオクラ。
ネバネバ系のオクラが意外にカレーに合います。
鶏手羽元はじゅっくり煮込まれていて柔らかく崩れます。
箸でつまんでしゃぶりつきました。
カレーはスパイシーだけど、辛さはかなり控えめ。
辛さを求めるお方は、自分で調節します。
そのための武器がいっぱいあるゾ!ヽ(^◇^*)/
唐辛子、タバスコ、ハウスのカレーホット、S&Bのカレープラス・エクストラスパイシーソース、グリーンハバネロソース、デスソースなど。
デスソースは、三ツ星のアフターデスソース・ジョロキアもあるけど、黄色いラベルの。デスソースの中では辛くない方のヤツだけど。
これをササっとカレーに振りかけると・・・
あ゛ッ!w(*゚o゚*)w
ドバっと出てきちゃった。
ついタバスコの感じで振りかけたのが間違いでした。
でもまぁ、問題なくいただけました。
白いのは、ポテサラじゃなく、マッシュポテト。
そして薄茶色の四角い物体は、厚揚げ?いやいや、違います。
厚揚げは、中心部が豆腐のままのもの。
しかしこれは、中までしっかり揚がった「分厚いお揚げ」です。
こんな分厚い揚げは、日本広しとはいえ、ほんのいくつかしかありません。
新潟県長岡市の「栃尾の揚げ」、仙台定義山の「三角揚げ」、福井県の「油揚げ」。
で、これは、栃尾の揚げでは?
ママさんに、伺ったら、やっぱり「栃尾の油揚げ」でした。
よくご存じですね!とママさんに驚かれたけど、驚いたのはとんちゃんの方。
この珍しい栃尾揚げ、いったいどこで入手できるんですか?
荒川沖の「スーパーまるも」にあるんだって。(「まりやま店」です)
へぇーっ!今度行ってみようっと。
その「栃尾の揚げ」に醤油を塗ってオーブントースターで炙ってある。
醤油の香りも美味しいお揚げです。
これをつまみに酒を飲む、ってのもいいですね。
インドカレーに入っているパニールというチーズの代わりに「厚揚げ」を使うという技があるのは知っていました。でもここは、厚揚げじゃなく、栃尾の揚げでした。
カレーに栃尾の揚げというのは、珍しい。ママさんオリジナルかと思ったら・・。
銀座の「はるかなるカレー」に倣ったそうです。そこのママが長岡市出身で、カレーに栃尾の揚げをトッピングしているんですって。へぇーっ!
冷蔵庫の上にモアイトゥリトゥリが鎮座しています。ぐい飲みの帽子までかぶっている。
その脇には小さなモアイたち。
お店を出るときには、敬意を表してトゥリトゥリにご挨拶してから帰しましょう。
さすれば、いいことがあるかもしれません。
ドアの脇に「トゥリトゥリバル」の看板。
夜の営業時にはこの看板に差し替えるそうです。
またどうぞ、と名刺をいただいてお店を出ました。
ごちそうさまでした。
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