パン屋さんの記事が続きます。
ご飯党とんちゃんは、パンをほとんど食べないから、パン屋の記事もほとんどない。
でも食堂好き、町中華好きのつながりで、町パン屋が好きです。
小洒落ていなく、地元密着型のパン屋さん。
コッペパンにジャムや焼きそば、ナポリタンを挟んだ総菜パンがあるパン屋さん。
そんなパン屋さんをとりあえず「町パン屋」と呼んでおきます。
龍ケ崎市駅(旧佐貫駅)近くにある、そんな町パン屋さんへ行きました。
西口のロータリー沿いにあるお店。
「Angel(エンゼル)」さん。
バゲットを手にした可愛い天使がトレードマークです。
全国放送のテレビでも紹介されたパン屋さんなんです。
駐車場はないので、近くのコインパーキングに駐車。1時間100円です。
「焼き立てパンの店」と書かれたプレートが下がっています。
お店の前で、おじいさんがお出迎え。
「どうぞアルコールで手を消毒してください。」と言っているかのよう。
この人形、お店の創業者を模ったもの、じゃありません。
おじいさんは、車輪付きの大きな箱を抱えています。
この大箱が何だかお判りでしょうか?
ストリート・オルガンです。
「ストリート・オルガン」とは、オルゴールのような仕組みで音が出る「手回しオルガン」のこと。
これは中古品を改修したもので、オルガンは鳴らず、CDで音を出しているそうです。
でもおじいさんがハンドルを回せるそうですよ。
元々は「太宰府オルゴール屋さん」が製造したもの。
太宰府天満宮の参道にあったお店で、のちに住宅街に移転し、現在は廃業したらしい。
なんとそのお店をモデルにした小説まであります。
閑話休題。本題に戻りましょう。
エンゼル(天使)の絵が描かれた自動、じゃない手動ドアを開けて店内へ。
いや、その前に、ポスターにご注目!
佐貫商店会「名物を作る」プロデュース【うなぎパン】のポスター。
このお店で一番有名なパンこそ、この「うなぎパン」なのです。
そしてもう1つ有名なパンは・・・それは、また後ほど。
店内にはいろんな調理パンが並んでいます。
どれも美味しそうです。(*^^*)
お店に入って左側のケースに注目!
棚の一番上にあるもの。
これこそが、佐貫名物になった「うなぎパン」。
日テレの「ぶらり途中下車の旅」、2016年7月2日放送「JR常磐線」で登場しました。
テレ朝の「じゅん散歩」、2020年3月11日放送でも登場しました。
ちなみに上の写真に写っている色紙は、左が「ぶらり途中下車の旅」で来た金子昇さん、右が「じゅん散歩」で来た高田純次さんとカミナリのたくみさんのものなんです。
というわけで、このパンを1つ、いや1匹ご購入。
ほかにもいろんな調理パンがあるんですが・・・
これこれ!これがもう1つの有名パン。
サラダパンです。
これが、普通のサラダパンとは大違いのサラダパンなんです。
プレートに書いてあるから、読めばわかるけど・・・
たくあんのマヨネーズ和え!
信じられなくオリジナルな中身のパン、味の想像すらできないサラダパンです。
追記:サラダパンはこのお店のオリジナル、と思ったのは間違いでした。滋賀県長浜市の「つるやパン」が1960年代から販売しているパンなのです。
こいつも1つご購入。
さらにもう1つ購入しました。
「すごい辛いポークフランク」というパン。
もう笑ってしまうネーミングです。(*^^*)
さて、自宅に帰ってからパンをいただきました。
◆うなぎパン
ウニョニョ、ヌルヌルしたウナギの雰囲気がよく出ている。(*^^*)
アラザンで作った銀色の目がつぶらで可愛い。
こっちを見ているようにも見えます。
表面はたっぷりのチョコレート。
中には、カスタードクリームが入っていて、なかなか美味しい。
◆サラダパン
コッペパンの中にサラダが入っているんですが・・・
その中身がなんと!タクアンとキャベツをマヨネーズで和えたもの。
千切りの沢庵が、コリコリ、シャキシャキしていて、タマネギかな?って思っちゃう。
タクアンだって言われないと、意外にわからないくらいに、マヨネーズに合ってます。
◆ナポリタンパン
古典的な調理パン。想像通りの美味しさです。
◆すごい辛いポークフランク
辛いフランクフルトが入ったパン。
とんちゃんには「すごい辛い」ってほど辛くはないけど、ピリ辛で美味しい。
面白くて、美味しいパンがいろいろあって、楽しいお店です。
また遊びに行こうと思います。
ごちそうさまでした。
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