本日2つ目の記事です。

NHKの「ドキュメント72時間」(2021年1月22日放送)で、つくば市にある焼き芋専門店「つくば石焼芋」さんが取り上げられました。おかげでお客が殺到したらしいですね。

ところで、牛久市にも焼き芋専門店がある、というので行ってみました。
場所は、あみアウトレット牛久大仏の近く。


【元祖 つぼやきいも】の看板が目印。


白い住宅兼店舗の建物が「つぼやきいも奥田」さん。

しかし・・・シャッターが下りている!


建物にも【元祖つぼやきいも】の看板があって、ここのはずなんだけど・・・


シャッターに紙が貼られている。

「今季の営業は終了しました。」だって!(*゚Д゚*)ェ…

「次回は11月からです。」って案内も。

調べたら、どうも11月から3月までの営業らしいんです。
完全に出遅れですわ。(;´ρ`)


お店の横にある駐車場に「9里よりうまい13里」の看板。
分かる人にはわかるけど、分からない人には意味不明なコピー。
栗(9里)より(4里)うまいから9+4で13里ってわけ。
「里(り)」の意味が分からない?そこは調べましょう。

買えなかったとんちゃんには、この看板が悲しい。


ドラム缶みたいなものが横になった装置。
サツマイモを洗浄する機械みたいです。

秋になれば、この機械で洗い、つぼ焼きにしたサツマイモがいただける。
そのときにまた来ましょう。

さよなら!ではなく、また来ますね!See you again! 再会!

ついでに焼き芋のこと。
焼きいもとその歴史については、焼き芋文化チーム編『焼き芋小百科』(川越いも友の会、2005年)が詳しい。
江戸時代は鉄の浅い平鍋で焼く「かまど焼き」で、それが明治以後に広がりました。
1929年に中国から「つぼ焼き」が伝わって急増。昭和初期は、かまど焼きとつぼ焼きがありました。
太平洋戦争でサツマイモが統制品になったため、焼き芋屋も廃業。
戦後になって、リヤカーで売り歩く「石焼き」が広がります。
この「石焼きいも」の元祖は上記の資料に明記されています。
しかしより古い「つぼ焼いも」の元祖は誰なのかは、よくわからないんだなぁ。

食べログ: つぼやきいも奥田

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