ひたち野うしく駅東側に、韓国料理のお店が10月14日にオープンしたことを知りました。
平日は夜営業のみですが、土日はランチ営業をしているというので、向かいました。
場所は、西友の南側の小路。
「韓国屋台料理と純豆腐のお店 ポチャ」さん。
ポチャ（포차）とは、飲み屋の屋台のこと。
お店の前に夜のメニューの看板があります。
お店のウリは純豆腐（スンドゥプ）チゲ。
自家製唐辛子ベースで作るお店名物の純豆腐チゲ。
米味噌と醤油をベースに鰹節、昆布、貝汁スープ、そして韓国唐辛子を配合しているって。
辛さを６段階で選べる。いいですね！
この純豆腐チゲを目当てに土曜日に来たら、入店が遅すぎて、品切れ。
そこで翌日の日曜日に再訪しました。
以前は地鶏とモツ鍋のお店「丸九」でしたが、それが全くのリニューアルオープンです。
すぐ近くにある「肉と漁師飯 浜右衛門」、「カリビアンカフェ」や西友にあった「パッチョ」も経営するカルチャー食（株）のお店で、韓国人経営のお店はありません。
⇒カルチャー食HP：https://culture-shock.co.jp/
しかし「ポチャ」は、韓国食材の専門店、東亜トレーディンググループ（本社東京都）のFC店なので、しっかりした韓国料理がいただけそうです。
⇒東亜トレーディンググループHP：http://www.kimuchikan.co.jp/
店内は韓国一色。働いているお兄さんは韓国人っぽい。
テレビには韓流がドラマが映っています。
カウンターが６席。
ドラム缶を立てたテーブル席が４卓。
普通のテーブル席が８卓ほどあります。
お水はプラスチックのピッチャー入り。セルフでプラスチックのコップに注ぎます。
ランチメニューは純豆腐定食、プルコギ定食、牛カルビ丼、冷麺が980円、石焼ビビンパ、チャジャン麺が1080円。料金はちょいと高いですね。
純豆腐定食は純豆腐チゲ定食のこと。
ここは迷わず純豆腐定食をオーダーです。
辛さの指定はしなかったんです。外のメニューにあった辛さ６段階のことをすっかり忘れてちゃいました。(*´ο`*)=3
◆純豆腐定食
ご飯、サラダ、漬物、ウズラの醤油煮がセット。
ナムルやキムチはついていません。
箸もスプーンも韓国流のステンレス製。
まずは、サラダから。
そして純豆腐チゲ。
トゥッペギという土鍋に入ってます。
沸騰するチゲからは、熟成して酸味があるキムチの香りが立ち上っています。
チゲには純豆腐と豚肉、アサリ貝が入り、中央には生卵。唐辛子がかかっています。
ちなみに純豆腐とは、日本の「汲み上げ豆腐」とか「おぼろ豆腐」のことです。
木綿豆腐は、豆乳にニガリを加えて固めたものを崩し、布を敷いた型に入れて重しをかけて水分を抜きます。固まった状態の豆腐をそのまま取り出したものが、汲み出し豆腐です。ニガリ入りの豆乳をそのまま型に入れて固めたものが絹ごし豆腐です。
純豆腐、汲み上げ豆腐と絹ごし豆腐の違いは、形の違いです。そして絹ごし豆腐は水にさらしますが、汲み上げ豆腐は水にさらさない。柔らかさは水分量やニガリによって変わりますが、汲み上げ豆腐の方が柔らかく作られているようです。
純豆腐。絹ごし豆腐かもね。アツアツでツルンとしてます。
熟成したキムチの酸味が加わったスープが美味しいです。
辛さはそこそこ。辛くしてもらえばよかったなぁ・・・。
生卵が入っているので、それを崩して混ぜると、辛さが和らぎます。
わたしは混ぜずに豆腐といただきます。
日本流に茶碗に入った白飯は大盛りです。
酸味のある濃厚なチゲスープに浸したご飯も美味しい。
アサリも５、６個入ってます。
貝が入ったチゲが定番のチゲですね。
副菜にウズラの卵の醤油煮が３個。
韓国語では、メチュリアル（ウズラの卵）ジャンチョリム（醤油煮）です。
ウズラの卵の味卵、ですね。
韓国の定番家庭料理だそうで、韓国のおふくろの味ですね。韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」に頻繁に登場した料理、だそうですよ。
さて、チゲを半分ほど食べたところで・・・白飯を投入。
チゲ雑炊ですね。
程よく酸っぱいスープを吸収したご飯が美味しい。
ちょっとびっくりなのは、漬物がキムチじゃなくタクワンなんですよね。
キムパプ（キンパ）に入れる韓国流の甘いタクワンじゃなく、日本流のタクワン。
スンドゥプチゲは美味しい。
でも1000円弱の料金、ナムルやキムチがついてない、ってのは残念です。
ところが清算したら、料金がなんと550円！w(*ﾟoﾟ*)w
オープン記念料金なんでしょうか？
ごちそうさまでした。
関連ランキング：韓国料理 | ひたち野うしく駅