取手市にあるインド・ネパール料理店でランチしました。
【本格インドの味 カレー＆ナン】の幟が立っているこのお店。
「インド料理 ディヨ」さん。
「デイヨ」じゃなく、「ィ」が小さい「ディヨ」です。
横文字だと「DIYO」。
ランプの絵にお気づきですか？「diyo」はオイルランプのことです。
「diyo」（ディヨ）とか「diya」（ディヤ）と呼ばれるオイルランプ。ネパールでは「diyo」と呼ばれるみたいです。
粘土で作られたこのランプはヒンドゥー教のお祝いや祭りで使われ、黄銅製のタイプは明かりとして今でも家庭で使われているそうです。
「インド料理」と書いてありますけど、看板にはネパール国旗がしっかり描かれているし、ネパール料理の「モモ」が看板メニュー。
ネパール人経営のインド料理店、インド・ネパール料理店、略して「インネパ店」です。
店内は、新型コロナ対策用のビニールシートで仕切られたテーブル席が並んでいます。
低い壁の向こうにもテーブルがあります。
壁には、インド・ネパール料理店でお決まりのヒマラヤ山脈、エベレストの写真。
ネパールの銘酒・ククリラムやネパールビールのポスターもある。夜に飲みたいなぁ・・。
お店には、厨房にシェフ、フロア係りにおにいさんが１人います。
さて、ランチメニューを拝見。
Aセット720円からEセット1100円まで。
A、Bセットはカレー１種類、C～Eセットはカレー２種類。
辛さは、甘口、普通、中辛、辛口、激辛。
後で見つけたんですけど、レジ脇にビリヤニのメニューが貼ってある。ランチでもオーダーできるそうです。
テイクアウトのメニューもいろいろあります。
さてオーダーは、カレー２種・デザートなしのCセットにしました。
でもCセットはマトンカレーが選べない。
なのでチキンカレーとキーマカレーにしました。辛さは「激辛」で。
ドリンクはマサラチャイ（ホット）をチョイス。
◆Cセット
カレーとサラダはターリーに、ナンはステンレス皿に、それぞれ載っています。
ナンがデカい！
さすがインネパ店です。
チキンカレーとキーマカレーって、どっちがどっちだか、区別かつかないよ！
要するに、ほとんど同じ味のカレーを２種類オーダーしてしまった。
オーダーミスと言っていいですね。(*´ο`*)=3
ともあれ、いただきます！（合掌）
まずはサラダから。
ドレッシングは、インド料理店でよくあるオレンジ色のニンジンドレッシングではななく、黄色いフレンチドレッシング。これが美味しい。
こっちは・・・
チキンカレーです。食べるまでわからない・・。
ってことは、こっちが・・・
キーマカレーですね。
どっちもトマトベースで肉はチキン。ほとんど同じカレーだよな。
やっぱオーダーミスだよなぁ。
インネパ店らしく、どちらも汁気（グレービー）がしっかり多いカレーです。
香辛料の効きもマイルドで、スパオシーさが柔らかい。これもインネパ店らしい。
ここの「激辛」は適度に辛いってレベル。ぜんぜん激辛じゃないです。
では、ナンをいただきます。
ところどころにギーが塗ってあります。
ギーは、バターを加熱して水分、タンパク質等を取り除いた、ほぼ脂肪分のみ。「澄ましバター」とも言われるけど、溶かしバターじゃありません。
そのナンにカレーをつけていただきます。
少し甘味のあって、柔らかいナンです。
生地を薄く伸ばして焼いてあって、上下２枚の皮のようになっているところがパリッとしていて美味しい。
デカいナンですけど、生地を薄く伸ばしてあるから、分量的には普通のナンと同じみたい。
お替りしよう。
ライスは、日本米のターメリックライス。それにするとか、ナンにするか迷って、ナンをお替りしました。
◆追加ナン
真ん中あたりが、プーッと膨らんでます。ここの薄くなった部分の食感が好きです。
ナンを運んできたシェフが、「味はどうでしたか？辛さは？」と聞きます。
「おいしい。でももっと辛いのがいいな」と言ったら、おやまぁ、って顔をしてました。
ということで完食です。
◆マサラチャイ
砂糖を入れるのが普通ですけど、砂糖なしで。
「マサラ」の割にスパイシー感が優しいけど、美味しいチャイです。
具材が少なく、汁気（グレービー）が多い、インネパ店らしいカレーでした。
だからナンをつけて食べるには好都合ってことで、日本人好みですね。
ナンはやや薄くてパリッとした部分が多く、これはこれで美味しい。
料金が安いから、通いやすいお店ですね。
ごちそうさまでした。