店長は若くて明るい女性です。
明るくてオシャレな店内に、L字型のカウンターが7席。
3人掛けのテーブル席もあります。
店内には興味深いものがいろいろあります。
店名入りのオリジナルトートバッグを販売中。Tシャツもあるようです。
バッグにも「(P)&(C)2005 Imagin records Ltd.」。
ポスターの人物がボブ・マーリー(Bob Marley)。
雑誌が並んでいる中にそっと置いてある「Tacos」という本。
これ、コーントルティーヤで作るメキシカンタコスの本格本です。
カウンター上の棚にライムや自家製チップスが並んでる。
大量の唐辛子とそれを砕いたもの。
このお酒は・・・レモングラスのジン。
鹿児島県指宿市の焼酎醸造蔵・大山甚七商店と東京の女性バーテンダー2人で造り上げた3種のクラフトジン「Perfume Gin」の1つらしい。
さてメニューは、昼も夜も同じです。
フードメニューは、まずタコス。具材が9種類あります。
ポークやチキンは日によって違っていて、とくにポークがお店イチオシ!というのは後で知りました。
辛いのが好きな人はハラペーニョピクルス追加がオススメらしい。
おまかせおつまみ3点盛は、タコスの具から3種類チョイスされたもの。
スイーツが何種類かあります。
スイーツは店内のショーケースに並んでます。
ショーケースの上にレモン水があります。
セルフでいただきました。
ドリンクメニュー。
メキシコのコロナビール、テカテビールもあります。
さて、オーダーはチリビーンズのタコスにしました。
普通と辛口があるけど、どうしますか?と聞かれ、当然「辛口!」とオーダー。
◆タコス(チリビーンズ)
トルティーヤ(皮)に具がのったタコスとチップス、ライムがセットです。
おやまぁ!トルティーヤが黒い!
このお店に黒っぽいトルティーヤがあることは知っていたのですが、何で出来ているのか疑問でした。
店長さんにお聞きしたら「青トウモロコシ」で、コーンの風味が強いんですって。
へぇ~!そんなものがあるんだぁ!
後で調べたら、ブルーコーンというメキシコ在来種らしいです。
自家製サルサソースがついてます。
※サルサはソースのことだから、「サルサ」だけでいいんです。
サルサはチップスにつけたり、タコスにかけたり、そのまま食べてもいい、って。
サルサをそのまま味見。かなりピリ辛で、美味しい!
辛口サルサにはハラペーニョピクルスが入ってるみたい。
このサルサは辛いのが苦手な人には辛すぎるかも。
店長さんは辛いのが苦手で、サルサを作るのに苦労するそうです。
チップスは、自家製トルティーヤを揚げた自家製チップスです。
2種類のチップスがあります。
ブルーコーンのチップスにサルサをつけて。
自家製チップスはこんなに薄い。
パリッとした食感にピリ辛のサルサが、旨い!
これをつまみに酒を飲んだから無限だ。(≧▽≦)
こっちはホワイトコーンのチップス。
さてタコス!
ブルーコーンのトルティーヤにチリビーンズ。赤タマネギとベビーリーフもトッピング。
そこにサルサをかけて。
ライムを搾ります。
具をトルティーヤで丸めて、ほおばる。
・・・うむっま!
チリビーンズがピリ辛で、さらにサルサが辛いから、すっごく美味しい。
タコス1つじゃボリュームが少ないから、もう1つオーダーしましょう。
今日のチキンはトムヤム風味ですって。そんじゃ、チキンにしようかな。
すると「ポークがオススメなんです!」と店長さん。
ポークは、肩ロースとカシラで作った「カルニータス」ですよ!
おぉ!そんなら、ポークにします!
◆タコス(ポーク)
このトルティーヤは薄黄色、普通のホワイトコーンで作ったもの。
具はただのポークじゃない、カルニータス。
至高のタコス肉とも言われるメキシコ料理です。
サルサをのせて、ライムを搾っていただきます。
具がいっぱい詰まったタコス。
カルニータスは、豚肉をラードや油で2~3時間煮て、表面がカリッとして、中はホロホロの状態になった肉をほぐしたもの。
ほぐし肉がカリッ、ホロッの食感で、とっても美味しい。
お店のインスタに、カルニータスを作っているところの写真があります。
カルニータスは豚肉のどの部分を使ってもよく、今回いただいたものは肩ロースとカシラです。豚タンを使ったカルニータスのときもあるそうで、どんなカルニータスが食べられるか楽しみです。
タコスが小ぶりなので、2個だと腹8分目って感じ。
男性だったら3つくらい食べた方がいいかも。
このお店で使っているトウモロコシ粉を見せてもらいました。
右が普通の白トウモロコシ、左が青トウモロコシ(Maiz Azul)の粉。
トウモロコシを消石灰でアルカリ処理した「マサ」の粉、マサ粉です。
それを水でこねて生地にして、小さなボール状にまとめ、プレス器で延ばします。
上下のボードの間に生地を置き
ギュッと押しつぶす。
この作業を数回行って、生地を薄く伸ばして、フライパンで焼きます。
コーントルティーヤも具もチップスも、すべて自家製のメキシカンタコスのお店。
今回は店主さんとすっかり話し込んでしまいました。
これからの進化が楽しみです。
ごちそうさまでした。
関連ランキング:カフェ | 荒川沖駅