入口の風除室に券売機。
食券方式って、初心者には難しいんですよね。
脂マシは有料で、食券を購入します。
ラーメンを値上げしないため、3月からの措置だそうです。
解説のポスターが貼ってあります。
こっちは限定ラーメンなど。
ポイントカードあるそうです。
1年間有効で、850円(元ラーメン1杯)で1ポイントもらえ、6ポイント貯まると100円までの商品がもらえます。
さてオーダーは、初回なのでデフォルトの元ラーメンに。
店内に入るとフロア係りさんにカウンター席を案内されました。
フロア係りの女性が食券を受け取って、二郎流のオーダーを聞いてくれます。
麺の量(普通・大盛)、ニンニクと野菜の量を聞かれます。脂の増量は先述のように食券の購入が必要です。
食いすぎ防止で麺は普通で。そのかわり野菜マシにしました。
カウンター上の薬味群の中に一味唐辛子がある。
一味があるお店なら味噌ラーメンを選んでも旨そうですね。
厨房の棚に置かれたラーメン丼の底に「天下布麺」の文字。
ここは水戸の「麺屋 荒井」系のお店ですね。
2009年創業の「麺屋荒井」の創業者・矢田裕基氏は(株)メントレプレナージャパン代表として「新のれん分けプロジェクト」で多くのラーメン店を開業させています。
ここ「麺屋 元」さんもそれで店をオープンしたようです。
「天下布麺」のロゴは、「麺屋荒井」が2014年に創作して丼の底に印字したものです。なお「天下布麺」は2015年に商標登録されましたが、2020年に抹消されています(登録料不納のため)。
「天下布麺」の由来は、織田信長が用いた印章の文字「天下布武」から。
「天下布武」の意味は、「武力をもって天下を制す」ととらえられがちですが、そうではない。「天下」とは京都を中心とする「畿内」のこと、「武」とは史書の「七徳の武」の意味だと解されています。「七徳の武」とは、武を用いて、暴を禁じ、戦を止め、大を保ち、功を定め、民を安んじ、衆を和し、財を豊にする、の七つの徳を実現することだそうです。
ラーメンが来る前に黒い丼が出されました。
必要ならこれに野菜を取ってください、とのこと。
◆元ラーメン・野菜マシ
しばらくしてラーメンが登場。
白いラーメン丼にエベレストのような切り立った野菜の山が載っている。
この山が野菜マシの雄姿です。
もやし9割、キャベツ1割の野菜の山には、カエシ醤油がたらたらとかけられている。
野菜山の麓には刻みニンニクがしっかり添えられている。この量がニンニク普通ですね。
このそそり立った野菜の山の下から麺を引き出すことは、常人のとんちゃんには不可能。
ゆえに、先ほどいただいた丼に野菜を移します。
丼にたっぷりと野菜を移しました。これでモヤシ1袋分はあるでしょうか。
しかしまだラーメン丼には、丼からはみ出さんばかりにタップリの野菜がある。
野菜をかき分けて、スープから。
背脂が浮かんだスープは、濃厚だけれどもコテコテではなく、意外にすーっと飲める。
醤油の塩気も適度で、クドさがない。
豚と鶏とを別々に圧力釜で炊き、豚の随は粉砕して随まで搾りとったスープだそうです。
極太の平打ち麺はワシワシ・モチモチした食感。
濃厚なスープに浸して味わうのがいいですね。
そして大量の野菜もスープに浸しながら。
モヤシやキャベツのシャキシャキ感がいいです。
ニンニクをスープに広げて、パンチ力をアップ。
濃厚スープにはニンニクがあう。
臭い!とカミサンに後で嫌われるだろうけど、それでいいのだ。
スープに沈んでいたチャーシューが顔を出した。
分厚いチャーシューはとろとろ。
これで飯を食うと旨いんだろうけど、そこまで胃袋がデカくないから無理。
麺と野菜を食べ終えて、ふーっと一息。
しかしまだ、丼に分けた野菜が残っている。
ラーメン丼に野菜を戻して、第2ラウンド!
無事、完食しました。
食べ終わって、また食べたいなと思わせる。中毒性のある味ですね。
メニューもいろいろあって、再訪したい気持ちがふくらみます。
やはり中毒に侵されます。
ごちそうさまでした。
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