建物には【tonemachi ０→１ BASE】（とねまちゼロワンベース）の表札。
これは、利根町が行う「チャレンジショップ」事業で設置した施設の名称です。
チャレンジショップは、利根町で起業を目指す人や起業して間もない人を対象に一定期間（１年間）安価で店舗を貸出し「お試し出店」してもらうというもの。商店街の空き店舗を活用して商店街の再生につなげようとするものです。
子育てママさんがその事業で、ここにカフェをオープンしたのです。
左が店主の黒沢さん。
2歳11か月の男の子と8か月の女の子を子育て中のママさんです。
赤ちゃん連れで働いているので、ヘルプのスタッフさんが交替で働かれていて、この日は２人のスタッフさんがいらっしゃいました。
黒沢さんは、龍ケ崎市在住の元看護士さん。
１人目の子育てで感じた頑張り過ぎや孤独感。そんな体験から、外食しにくい子育てママたちをサポートするカフェの開業を決意。利根町の事業を利用してこのカフェをオープンしました。
ただし契約は１年間なので、１年後にどうするかが今後の課題です。
カフェはの利用は基本的に予約制。
インスタ:@mamatoko_cafe のDMか、webの予約サイトから。
カウンター利用の１人客は予約なしでも可能です。
店内は子連れママさん用にいろんな工夫があります。
お店に入って右手は、ベビーカーで入れる土間のエリア。テーブルが１卓あります。
左手は、子どもが靴を脱いで過ごせるフローリングのエリアで、座卓が３卓あります。
自由に歩き回りやすいようにクッションフロア。
座卓は寒くなると炬燵になります。
子ども用の椅子もあります。
店主さんは、ときには赤ちゃんをおんぶして働かれています。
１人客用にカウンターも４席あります。
店内全体は木のぬくもりを感じる内装のオシャレな空間で、しかもアットホームな雰囲気です。
子ども用の玩具もいろいろあります。
角を削った木製玩具は、店主の夫が自作されたもの。
お連れ合いは木工のプロかと思ったら、なんと美浦のトレセンの装蹄師さんだそうで、畑違いとは言え職人さんです。
自由にお絵描きができる壁もあります。
店内で面白いものを発見。
壁にドア。
その奥にもドア。ここ開くと・・・秘密(*^▽^*)
お連れ合いが遊び心で作られたそうです。
赤ちゃんのおむつ替え台。
そして授乳室もあります。
そのほか赤ちゃん・子どもやママさん用にいろいろな設備・用具が用意されています。
飲食について簡単にご紹介します。
メニュー
ランチは２種類。ドリンク付き1300円。大盛り、デザートもあります。
1.野菜たっぷりランチプレート（日替わり）
2.オリジナルスパイスカレー
キッズメニューはドリンク・デザート付き。
3.国産小麦のうどん
4.おにぎりプレート
5.国産小麦のパンケーキ
6.スペシャルプレート
・離乳食もあります。
味噌焼きおにぎり、バナナ、ポテトフライ、デザート・ドリンクセット。
日替わりの「野菜たっぷりランチプレート」をいただきましたが、それは明日の記事で。
ここの料理は、素材から調味料まで安全性へのこだわりがあります。
米：龍ケ崎市にある「横田農場」さんの無農薬玄米と特別栽培米のコシヒカリ。
野菜：稲敷市にある「近江屋」さんから仕入れた新鮮な有機野菜と利根町・龍ケ崎市産の旬の野菜。
その他：国産の旬の食材で、できる限り無農薬・減農薬のもの、自然由来のもの。
調味料：化学調味料・合成保存料などの添加物を使用せず、昔ながらの製法で作られたもの。
コーヒー豆：我孫子市布佐にある「ｉ工房」さんが有機栽培生豆を自家焙煎したもの。
⇒横田農場HP：https://yokotanojo.co.jp/
⇒近江屋HP：http://omiyasyoten.web.fc2.com/
⇒i工房cafe'Poco a Poco：ネットショップ
お米とコーヒーは、ここでも購入できます。
店内入って右手の棚は情報コーナー。開店祝いのお花もいっぱいあります。
この棚は、【とねまち ０→１ BASE】の情報スペースです。
その端の方に商品が並んでいます。
「横田農場」さんの無農薬玄米と特別栽培米のコシヒカリ。
「ｉ工房」さんの自家焙煎有機栽培コーヒー豆とカフェインレスコーヒー。
ここでいただいたランチのことは明日の記事でアップします。
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