オープン!関西風の汁が旨い讃岐うどん店 駅うどん@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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先日お知らせしたように、牛久駅東口にさぬきうどん店がオープンしました。
⇒6月2日オープン!牛久駅東口に、さぬきうどん店
ファミリーマート隣のビルの1階。
【手打うどん】の暖簾が下がるお店。
「駅うどん 牛久店」さん。
6月2日にグランドオープン。
【自家製もちもち麺のさぬきうどん】がいただけるお店。
チェーン店っぽい店名ですが、ここ1店だけの個人経営店です。
「さぬきうどん」というと丸亀製麺を連想する人は多いはず。
しかし丸亀製麺は、汁に濃口醤油を使っていて味が濃い。あれは讃岐うどんの汁じゃない。
今回オープンした「駅うどん」さんの汁は関西風出汁でかなり旨い。
ぜひ味わってほしいと思い、ご紹介します。
店内は奥に細長い。
手前は、左側に立ち食い席、右側にカウンター席。奥は、左側に配膳カウンター、右側に立ち食い席があります。
オーダーは食券制。
横に写真付きのメニューがあるので、それを眺めます。
うどんは「かけ」(温)と「ぶっかけ」(温・冷)があり、さらにトッピングを選びます。
かき揚げとカレーは【品切れ】。オープン初日でまだ揃えていないからですって。
完全なメニューは、ちらしに載っています。
どれがおすすめですか?って伺ったら・・・
ホワイトボードに書いてあるって。これが簡易で分りやすいですね。
おすすめは、きつねうどん、肉うどん、角煮うどん。
角煮なんて、珍しいですね。角煮のメニューは、沖縄そばのイメージで作られたそうです。
きつねの揚げは香川から取り寄せている、ということなので、きつねうどんをオーダーしました。
券売機うしろのカウンターで料理を受け取ります。
カウンター上に、天かす、おろしショウガ、摺り胡麻が置いてあって、セルフでトッピングします。
◆きつねうどん
うどん、お冷、割り箸、スプーンが載せられたお盆を受け取ります。
大きな揚げが1枚。
その上にカマボコ、青ネギ、とろろこんぶがトッピング。
おろしショウガをセルフでトッピング。
うどんの汁は透明です。
その味は、スッキリているけど、出汁が効いてとても美味しい。
出汁は昆布、鰹節、鯖節、煮干しからとっているそうです。
昆布と鰹節がベースで、風味が強い鯖節は脇役。薄口醤油を使った関西風の汁です。
讃岐うどんの出汁はイリコ(煮干し)がベースですが、この汁の煮干しは控えめ。
だから関西風をベースに讃岐に寄せている、ってところです。
うどんは、モチモチとした粘りのある歯ごたえ。
単に「硬い」のとは違って、モチモチ食感が美味しい。
加水率50%という手打ちと同じ高加水率で、手打ち式製麺機を使って打った生地を数時間寝かせているそうです。高加水率と長めに寝かせることで、弾力ともちもち食感を出しているのでしょう。
大きなきつね。
厚みのある揚げに出汁をしっかり染み込んでいる。これはオススメの種物です。
カウンター上に七味唐辛子、そしてなんとミル入りの黒胡椒が置いてある。
しかも【味変に黒コショウをどうぞ】だって。
試しに黒胡椒をガリガリとかけてみた。
スッキリした汁に黒胡椒が合う!
胡椒に負けて出汁の風味が弱くなってしまうけど、洋風のスープのような風味に変わって、これはこれで美味しい。
店主さんが、うどんの勉強に食べ歩いているときに、とあるお店で発見した味変方法だそうです。ヌートバー人気に便乗したわけでは決してありません。(笑)
脱サラして、うどん店を開業されたオーナー店主の堀尾さん。
ご店主は飲食業経営は初めてですが、讃岐うどん学校(さぬき麺機(株)が開校する学校)へ行き、丸亀製麺でアルバイトしたそうで、前者で製麺技術、後者で実務を学んだんですね。
友人からいただいた色紙。横に読むと「えきうどんほりお」。
カウンター席に置かれている【うどん】の看板にも「ほりお」の銘。
券売機の下に貼ってあるポスター。
香川県琴平町のうどんつゆ専門メーカー「京兼醸造」。ここから出汁の原料を仕入れているそうです。醤油もこのメーカーなのかどうかは、聞き漏らしました。
「駅うどん」さんのうどんは、出汁と汁が関西風で美味しい。もちろん麺も美味しい。
美味しい関西風汁のうどん店はほとんどないので、ぜひ何度も再訪したい。
現在は、提供時間を短くするために麺を茹で置きしてあります。だから茹で上げ麺をそのまま食べる「釜揚げ」はなく、「釜玉」もありません。今後は「釜揚げ」も提供したいとのことです。
今後さらに改良を加え、メニューも充実されていくのでしょう。釜揚げや生醤油をかける醤油うどんもあったらいいな。今後がとても楽しみです。
ごちそうさまでした。
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