今日は新橋駅近辺で昼飯を食べることにした。お店をネットで探してみた。
ロメスパの店の名店を発見。
「路傍の麺屋」を略して「ロメン」、そのスパゲティ版「路傍のスパゲティ屋」を「ロメスパ」というんですって。
ちなみにロメスパの王者という評判（誰の評判だ！）は、有楽町の「ジャポネ」。数年前に行ってみました。
新橋のお店の名前は「むさしや」。
場所は、ニュー新橋ビル１階のまさにビルの真ん中あたりでしょうか。
12時40分くらいに着いたのに、店の前にはまだ７、８人の行列が出来ています。すごい人気。
というか、仕事は大丈夫なのかな。いや、それほど回転が速いと言うことなんでしょう。
並んでいる人たちは文庫本を読んだりして、並ぶことに慣れていらっしゃる様子。常連さんたちばかりなんですね。（写真は帰り際に撮ったので、人も少ないし、文庫本読んでいる人がいませんが）
ともかく私も行列の後ろに並びました。
壁にはなんと「創業明治拾八年」と書いてある。
昔は何屋だったの？そしていつからロメスパになったんでしょうか。
店はＴ字の通路に面して、Ｌ字型のカウンターに８席のみ。
通路とは白い縄のれんで仕切られているだけ。縄のれんをくぐると、すぐにカウンターの椅子があります。
お客の方々を見ると、くぐったはずの縄のれんの縄が肩にかかっています。
この縄のれんをくぐり切るのは難しいようですよ。中には背中にくっついている方もいらっしゃる。静電気のせいだろうか、もしかして汗で？
壁に貼られている写真付きの大きなメニューには、ナポリタン、オムライス、チキンライス、特製焼きそば、ハンバーグ丼、ドライカレーが載っている。
きっとこれらがこの店のイチオシメニューなんですね。
メニュー表を見ると、豊富なメニューがあります。
たくさんあって、書ききれません。写真見てください。
ジャンルだけ書くと、
スパゲティー（みそ汁付）
焼きそば等
ご飯（みそ汁付）
カレー
トッピング
です。
そして「当店のお勧めメニューはナポリタンとオムライスです！！」としっかり書いてあります。
この店の豊富なメニューを実写でアップしているサイトがありました。
ヒロキエさんの「食い道をゆく」。（「街道をゆく」のパロディね。）
実写してるってことは、食べたんでしょう。すごい人です。
列に並んでいると、女将がカウンター越しにオーダーを聞いてきます。
銭湯から５人位を順に聞いてくるんだけど、みんな判に押したように「ナポリタン」と答えます。ここのナポリタンは、そこまで人気があるのか。
さて、私の番になりました。何にしようか・・・。
と、迷っているわけにはいかない。
「オムライス！」
実はここに来る前から決めていたんです。しかも大盛で。
あっ、大盛にするの忘れた！
まぁ、いいことにしましょう。
オーダーし忘れるなんて、緊張してしまったんですね。
並んだ列から順番にカウンターへと人が吸い込まれていきます。
次は、いよいよ私の番です。
カウンターを立った人がいます。
少し間をおいて、「オムライスの方！」と女将に呼ばれます。
「オムライスの方、こちらに！」とさっき立った人がいた席を指定されます。
席に座ると「オムライス700円です。」と女将に宣告されます。
ここは前金制のようです。
でも宣告と同時に女将はみそ汁をカウンターに置いて、厨房へ戻って行きました。
みそ汁は、小さな湯飲み茶碗に入っています。
具は、ワカメと薬味のネギ。シンプルに美味しいです。
さて、女将がオムライスを持って戻って来て「オムライス700円です」と再び宣告します。ここが支払いのタイミングですね。
座る前から準備しておいた千円札を女将に渡しました。
さて、期待のオムライス。けっこう大きいです。
キャベツとお決まりのナポリタンが添えられています。
キャベツの脇にはキュウリの漬け物もあります。
まずは脇にいるナポリタンから食べる。（これ、癖なんです。）
ケチャップがしっかりからめまっている。期待に違わず、すごく懐かしい感じの味です。
ナポリタンの単品は650円で、しかも量が多い。かなりの高ＣＰです。
ほとんどの客は、このナポリタン目当てに来ているのも頷けます。
さていよいよ本命のオムライス。
わりと大きめ。ケチャップがトロ～リとかかっています。
オムライスの中はケチャップライス。ケチャップが、しっかりご飯と合わさっている。しかしケチャップが多すぎてベチャついてはいなく、サックリしている。
うん、これは旨い、いや上手い調理です。
具にはチキンが入っています。
そのサックリ感のおかげで、ワシワシ食べられて、意外にもサラッと終わってしまった。うーん、やっぱり大盛にしておけば良かったか。
レギュラーの量が少ないってわけじゃないです。意外に軽いんです。
だからもっと食べたかったなぁって、思います。
大食い系の人は、ぜひ大盛にした方がいいです。これは次回の課題にします。