今日はいつものＨ女に加えて、若いＵ女、Ｍ女もいっしょにお昼を食べに虎ノ門へ出かけました。
Ｕ女にどこに行きたいっ？て聞いたら「魚系の定食が食べたい」だって。
朝食を食べられなくて、とってもお腹が空いているんです、だって。
なんだか可愛いですね。
魚系と聞いて、前から気になっている店に行ってみようと思いました。
食べログで、夜のレビューの評判はいいんだけど、昼のレビューがないんです。
「さくらさく」というお店。
夜は居酒屋で、ランチもしているお店です。
- 東京ランチ
お店は地下。階段を下りると「魚米酒 yakizakana」という行灯があります。
焼き「魚に」「酒」ですか。いやぁ、いいなぁ。
これは期待してしまいます。
でもって、「米」？
「米」をウリにするって、珍しい居酒屋ですね。
あらまぁ、「魚沼こしひかり」の袋が置いてある。日本で一番高いコシヒカリです。美味しい米ってことです。
「米」のこだわりは、これなんですかね。
ちょっとこれ見よがし風だけど。
店内は、かなりオシャレな感じ。確かに夜が期待できそうなお店です。
厨房の端に炭火焼きの大きなコーナーがあって、ガラス越しに様子が見れます。
さすが焼き魚を売りにしているお店です。焼いているところをオープンキッチンで見られるなんて、食欲がそそられて、いいですね。
私たちはその真ん前に席を取りました。
お昼の献立は、本日のサービス焼魚御膳が800円。
今日はホッケだそうです。通常は1050円です。
日替わり煮魚御膳920円は、売り切れだって。
じゃあ日替わりの「ホッケ」にしよう、ってみんなホッケにしました。
「銀シャリお替わり１杯無料！」
お替わり無料はいいですね。
でも、「銀シャリ」って、敢えてそう言うほどのものがあるのかなぁ・・。
目の前で魚が焼かれています。
日替わり定食のホッケはどんどん焼いています。
身が厚いホッケですね。これは「シマホッケ」でしょう。
ひっくり返すと、炭火で真っ黒に焼かれた背中に、しっかりと刷りもの、じゃない太くて黒い縞があります。
とん「Ｈ女さん、この魚はシマホッケっていう魚ですよ。ほら皮に縞があるでしょ」
Ｈ女「あら、そうですね。じゃあ、シマホッケじゃないのって、なんて言うんですか？」
とん「ただのホッケ。それはひらきになってます。」
Ｈ女「そうなんですかぁ・・・」
「ただのホッケ」って、なんだか間抜けな答えですね。
さて、シマホッケの定食が来ました。
シマホッケの他に、おかず２点、サラダ、漬け物、ご飯と味噌汁です。
ホッケは立派な大きさ。
炭火でじっくり焼かれて、旨そう。いや実際、旨い。
身がほっくりと別れて、脂が乗ったしっかりした味。ご飯が進みます。
おかず２品は、小さな冷や奴と海苔の佃煮。冷や奴は、ちょこんと生姜が乗ってます。海苔の佃煮が、なかなか美味しい。これだけでご飯が進む。
味噌汁は、アオサ？が入っていて、磯の香りがします。
最後になったけど、ご飯。大きな飯茶碗にたっぷり入っている。
いや、このご飯がすっごく旨い。
とってもふっくら、しっとりしている。
日本で一番美味しいとされている魚沼コシヒカリを使っているからかなぁ。
ホッケも美味しいけど、ご飯が美味しくて、お替わりしました。
お替わり１杯はサービスです。
食事を終わって、話をしていたら、
Ｈ女「あら、土鍋でご飯を炊いているみたい」
とん「えぇっ？でもガス釜があるよ・・。」
するとお店の人が、土鍋を持ち上げて、そこから保温ジャーにご飯を移している。
おおぉぉぉ！土鍋でご飯を炊いているんだぁぁ！
よく見ると、もう１つ土鍋がコンロの火にかかっています。
土鍋で炊いた魚沼産コシヒカリ！
ご飯が美味しいわけです。
ただ米がいいだけじゃない、炊き方にまで拘っているご飯。
で「銀シャリ」ねんて言うんですね。
ここは居酒屋、壁の黒板にドリンク300円なんて書いて。
夜にも来てみようかな。