夏の暑さがちょっと和らいだ日。
Kさん、Tさんがよく通った、という札幌ラーメンのお店に連れて行ってもらいました。

場所は西新橋1丁目の小路。

「元祖札幌や」というお店。
略して「がんさつ」だって。

実は、この店に来る前、Kさんとの間で、味噌ラーメンを巡る激しいバトルがあったんです。

「とんちゃんさんは、札幌出身ですよね。」とKさん。
はい、そうですよ。味噌ラーメンには五月蠅いですよ。

すると、とんでもないことをKさんが言い出す。
「がんさつの味噌バターコーンがとっても美味しいんですよぉ。」と。

な、な、なにぃぃぃぃ! 味噌バターァァァァだぁぁぁ!
なんと言うことをぬかすのじゃ!
いかぁん!そんなものを食べてはいかん!
味噌ラーメンにバターを入れるなど、言語道断じゃぁ!

「えっ、なんで? バター入れると、美味しいですよ。」

だから、いかんのじゃぁぁぁ!
バター入れると、もう、どんなスープも旨く感じてしまう。
それではスープ本来の味がわからなくなってしまうんじゃぁ!
だからいかんのじゃあぁぁぁ!

バター入れるなぞ、ラーメン道に反する邪道じゃ!
札幌っ子は、決してそんなものは食わぁぁん!
(実は、食べる人もいますけどね。)

そんな私の怒りにもかかわらず、でも味噌バター食べたいんですぅ、って連れられてきたのです。