山口市湯田温泉のホテル「翠山荘」に泊まったときのこと。
お茶請け用のお菓子が珍しい。
紙に包まれたお菓子には「白外郎」と書かれています。
なんだと思いますか?
「外郎」と書いて「ういろう」と読みます。
「ういろう」というと名古屋が有名ですね。
でも山口県にもういろうがあるんです。
山口市湯田温泉のホテル「翠山荘」に泊まったときのこと。
お茶請け用のお菓子が珍しい。
紙に包まれたお菓子には「白外郎」と書かれています。
なんだと思いますか?
「外郎」と書いて「ういろう」と読みます。
「ういろう」というと名古屋が有名ですね。
でも山口県にもういろうがあるんです。
メーカーは「御堀堂」。「みほりどう」と読みます。
乾燥しないようにしっかりと包み込んであります。
中はコンニャク・・・じゃなくって、ういろうです。(笑)
「白」っていう名前だけど、灰色しています。
小豆が入っているからですね。それが特徴です。
名古屋のボソボソした食感とちがって、しっとりした感じです。
これは、悪くないですね。
実は、山口ういろうには、ワラビ粉が入っているんです。
そのせいでシットリした食感になるんだと思います。
これが山口外郎の大きな特徴なんですって。
ホテルの1階でも、御堀堂のういろうを売っています。
白外郎、黒外郎、抹茶外郎の見本があります。
昭和48年に名誉総裁賞をもらっているんですね。
御堀堂の山口外郎の由来を書いてあります。
元祖は「福田屋」というお店。
でも太平洋戦争で後継者を亡くして、戦後に閉店。
そこの職人だった者が御堀堂を興して、その製法を継承しているそうです。
元祖の秘伝の技を継いで・・・って感じですね。
小さな5個入りを買おうと思ったんですけど、品切れでした。
その御堀堂の支店が、ホテルの真裏にあるんです。
部屋の窓から外を眺めていて、偶然にも発見。驚きましたよ。
まぁ、もともとそこにあったんですけどね。
お店の近くまで行って写真をとりました。
お店で買おうかと思いましたけど、荷物が重たくなる。
実は、別のお店のういろうがほしくて、今回はここでは買わないことにしました。