入口を入って正面に受け付けがあります。
入口脇には、大きな置物。
材質はなんでしょう・・象牙?
ムチャクチャすごいです。
入って右側に、順番を待つ休憩所があります。
これがなかなか立派なんです。
カフェみたいですよね。
いや、実際のところ、ここで生ビールを飲んだりできるんです。
しばらくして呼び出されて、テーブルに案内されました。
1階の受付からすぐのところです。
さて、ここに来たんだから、やっぱり、ちゃんぽんか皿うどんですよ!
ちゃんぽんは800円
皿うどんは、太麺の炒麺(焼きそば風)と細麺の搾麺(パリパリ麺)があって、どっちも800円です。
ソボロちゃんぽん、ソボロ皿うどん1000円っていうのもあります。
カミサンはちゃんぽんに即決定。
じゃぁ、とんちゃんは皿うどんだ。
皿うどんの「細麺」は揚げてあるから「パリパリ麺」ね。
「太麺」は「焼きそば風」の「炒麺」って書いてある。きっと餡かけ焼きそばなのね。
要するにこのお店の皿うどんは、細麺と太麺の餡かけ焼きそばなんです。
実は、元々の皿うどんは、汁のないちゃんぽんから誕生しています。
要するに、汁なしちゃんぽん。
そのタイプの皿うどんを期待していたんだけど、ここにはないようです。
事前の調査不足でした・・。
さて、細麺と太麺の餡かけ焼きそばから選ぶんなら・・・今日の気分は細麺のかた焼きそばかな。
ところで、「ソボロ」ってのはどう違うの?ってフロアの人に聞いたら、具が多い、ってことです。
それをソボロって言うんですね。
でも具は多くなくていいかな。
ということでオーダーは、カミサンはちゃんぽん、私は皿うどんの細麺。
子どもにもちゃんぽんを勧めたんだけど、チャーシューメンだって。
チャーシューメンは「叉焼湯麺」って書いてあります。
割り箸といっしょに、スプーンみたいな形のレンゲが置いてありました。
さて、料理が順番に運ばれてきます。
とんちゃんの皿うどん細麺。
揚げた細麺の上に餡かけの具がのっています。
これは中華料理の硬焼きそばです。
パリパリの麺が餡でちょっと柔らかくなって、そこがまた美味しいですよ。
ところで、長崎の人は皿うどんには、必ず「あるもの」をかけます。
さて何でしょうか?
では、ヒントです。
テーブルの上に、酢とウスターソースが置いてあります。
「わかったぁ、酢だ!」
焼きそばに酢をかける人は多いですね、皿うどんにも酢。
そう思うのが、まぁ普通ですかね。
しかし!「ブッブー!」です。
えっ!まさか?
はい、そのまさかですよ。
皿うどんには、ウスターソースをかけて食べるんです。
これが長崎流なんです。
かなりビックリですね。
私も初めて知ったときには、ほんとに驚きました。
皿うどんにソースの初体験はここ→http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2010-07-31-3
でもソースかけると確かにおいしいんです。
ウスターソースですけど、香辛料が少ない、皿うどん用のソースです。
でも気をつけないと、しょっぱくなっちゃいます。
子どもに味見させたら、美味しいって言っています。
でしょ?
カミサンのちゃんぽん。
白濁したスープの中に麺があって、その上にたっぷりと具が載っている。
具がどんぶりの上に盛り上がって山になっている。
具の多い「ソボロ」はどんなに具が多いんでしょう。
これで十分です。
具には豚肉や魚介、カマボコ、キャベツやニラが入っています。
麺はしっかし太い白色のストレート麺です。
モチモチしていて、美味しいですね。
子どものチャーシューメン登場。
ぉおお!叉焼だ!
チャーシューメンだからチャーシューが入っていて同然だって。
いや、そうじゃないんです。
チャーシューって漢字で「叉焼」って書くように、本来は焼いて作るんです。
だけど日本のラーメン屋のチャーシューは、煮て作る「煮豚」なんです。
しかし、ここのチャーシューは、まさに焼いて作った「叉焼」なんです!
まさに本物の叉焼ですよ。
しっかり甘系の味がついていて美味しい。
本格中華のお店です。
ちゃんぽん由来の皿うどんは食べられなかったけど、美味しいお店でした。
ごちそうさまでした。
P.S.
実はこの記事、カミサンのオーダーが皿うどんだったと思って書いたんです。
そしたらカミサンから、私は皿うどんじゃなくって、ちゃんぽんを食べたのよ!って指摘されました。
それで内容を書き改めました。
でもなぜ、ちゃんぽんと皿うどんを間違ってしまったのかって・・・。
記事を読んでいただければわかりますけど、本来の皿うどんって、ちゃんぽんに似ているんですよね。
・・・って言い訳しています。
ともあれ読者の皆さん、間違って書いていてごめんなさい。
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