看板を見ると、昭和33年(1958年)創業っていうんだから、もう50年以上も続く老舗の居酒屋です。
「山笠土居流総代」とか要職を担っている札が、入口脇に掲げてあります。
やはりそういう文化の中に生きるお店なんですね。
店内に入ると意外にも空いていました。
壁にはズラリと下がった木札に定番メニュー。
メニュー表もあります。それは最後に掲げます。
しかしこのお店の売りは、これだけではないんです。
「本日の鉢盛料理」ってのが、ホワイトボードに掲げられてます。
上下に2つ書いてあるものもあるがら、その数約20品目。
カウンターには、鉢に盛られた惣菜がずらりと並んでいる。
壮観です。これがこのお店のイチオシでしょう。
こういうお店は大好きです。やはり大当たりのお店でした。
鉢盛りの料理はどれにしようか、ほんと迷います。
おでんもある!
いや、もう、これは嬉しすぎです。
2軒目だから、もうあんまり食べられないのがとても残念。
店主に、少ししか食べられないけど料理を適当に、ってお願いしました。
控えめに出してくれたのが4皿。
きんぴらこんにゃく、大根なます、いんげんゴマ和え。
左下はなんだったっけ・・小松菜煮びたしかな?
サッパリ系で揃えてくれました。
どれも300円くらいです。こりゃ安い!
せっかくの福岡なんで「あご」をオーダー。
トビウオの干物です。
それを炙ってあって、ちょっと硬いけど、いい味しています。
キャベツとコンビーフ炒めもオーダー。
想像通りの旨さです。
やっぱ、コンビーフってうまいよなぁ・・って感心しちゃった。
うちでも作るかな(笑
とんちゃんは、おでんをチョイス。
大根、厚揚げ、牛スジです。
当然、美味しい。
ゴマサバの刺身。
ゴマとタレがかかっています。
活きがよくって、美味しいわぁ。
北九州ではイチオシのお刺身ですよ。
とり酢モツ。やっぱり博多だからね。
小ネギがたっぷりかかっています。
ナマコ酢。
コリコリしていて、活きがいいよ。
こりゃ酒が進むわぁ・・。
博多名物の「おきゅうと」。
これって、なんだか知ってますか?
とんちゃんは、忘れていました(笑)。
コンニャクみたいに見えますけど、そんなに弾力はないです。
エゴノリという海藻から作ってあるんです。
だからトコロテンに似ています。
メニューの名前は忘れましたけど、太いソーセージの炒め物。
モヤシの上にコショウが効いたソーセージ。
マヨネーズをつけていただきます。
塩気とコショウが効いて、うんまい。
でも、食べ過ぎ注意だな。(苦笑)
とってもいいお店でした。
ぜひまた寄らせていただきたいです。
最後にメニューを載せます。
ここに載っていないメニューも注文しています。
これはトイレ(!)に張ってあって鍋のメニュー。
これは麺類。
「うろん」もあります。
博多弁で「うどん」のことです。(笑)
ランチメニュー。
110~160円で、おかずが選べるんだ!
すごく楽しみなランチだなぁ・・。
ごちそうさまでした。
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