「赤のれん」と「とん吉」の説明も書いてあります。
「赤のれん」は1946年頃に津田茂氏が曳いた屋台が始まり。
「赤のれん」という店名の由来は、屋台時代、アセチレンガス灯のせいで暖簾も顔もススだらけになるので、のれんを赤く染めたから、だそうです。
この店舗は、かつて「赤のれん」があったところなんです。
昭和51年(1976年)に「赤のれん」が閉店すると聞いた一番弟子の宇野さんが、その味を守るために開いたもの、だそうです。
赤のれんの「一番弟子」の宇野さんについてですけど。
「福岡で美味いラーメン屋さんは?20杯目」
http://mimizun.com/machi/machi/kyusyu/1149144284.htmlの209
のスレに、こんなことが書いてあります。
赤のれんの屋台は、長男の節男と妹、中学生の雇われ人が手伝っていた、と。
その中学生が「一番弟子」の宇野さんなんです。
宇野さんはその後、大丸の地下にできた「赤のれん」の支店でも働いたようです。
「とん吉」の方は、1983年にのれん分けをしたのだそうです。
宇野さんは「とん吉」で修行したんでしょうかね。
そして長浜の「とん吉」に赤のれんの技術を加えてできたのが、このお店オリジナルの「とん吉ラーメン」だそうです。
説明が長くなりましたね。
お店に入りましょう。
「赤のれん&とん吉 総本店」と書かれたドアから中に入ります。
総本店って言っても、支店はないはずです。(笑)
店内はけっこう広いです。
カウンターには「赤のれん とん吉」の赤いのれんがかかっています。
メニューの基本はラーメンです。
ラーメンは、こってりの「赤のれん」とあっさりの「とん吉」から選べます。
それぞれ並550円、大盛り670円があって、担々麺やワンタン麺とかもあります。
特盛り750円、ジャンボラーメン2000円なんてのもある。
ジャンボラーメンは15分でスープまで飲み干したら無料だって。
チャレンジ?しません!(笑)
ランチのメニューもあります・・えっ!ナニコレ!
+100円で食べ放題?!
チャーハン、国産白飯、ふりかけ、蒸物が食べ放題だってぇ!
これはかなりすごいことになっています。
あれ?「漬物・惣菜は、変わらず無料」って書いてあるよ?
これ、どういうことなんでしょう?
もともとラーメンには漬物・惣菜が無料なのね。
で、プラス100円で、チャーハンや白飯も食べ放題になったんだぁ。
メニューには小ライスが100円ってなっているんだよ。
その料金で、白飯&チャーハンが食べ放題なのね。
よし!これはもう決まった!
赤のれんラーメンに+100円の食べ放題だぁ!
オーダーして、早速、惣菜コーナーへ向かいました。
ぉぉぉおおおお!なんだか色々あるぞぉ!
ラーメン注文の人は漬物・惣菜が無料ってなってる。
でもラーメン屋でラーメン注文しない客って、どんなやつだろ・・・
そうか!飲み客だ。
飲み客に惣菜サービスしたら商売になんないもんね。
惣菜は、つみれ揚げ、サラダ用の千切りキャベツ。
しば漬け、辛子高菜、紅生姜
たくあんにラッキョ
ラーメン用もやし
ジャーにはチャーハンが入ってます。
ラーメンが来る前にチャーハンとおかずで食事開始です。
と、ラーメンが来ました。
赤のれんラーメン。
トッピングはチャーシュー、ヒモのようなメンマ、たっぷりのネギ。
スープは白濁していて、濃口醤油だけど色は薄く見えます。
脂が浮いてラードたっぷり。
豚骨のこってり系、コラーゲンがたっぷりで、まったりしている。
でも熊本ラーメンみたいな獣臭さはないです。
濃い目の醤油が効いた豚骨スープ。
うん、これは好きです。
麺は細いのストレート麺。
平打ち麺なのが、本来の博多ラーメン流なんです。
硬めの茹で加減で、いい具合です。
テーブルにはニンニクのスライスや焼きニンニクの粉が置いてあります。
それだけじゃなく、ほら!
ホールのニンニクがあります。
よし、いけ!
ってな感じで、生ニンニクを潰してラーメンに入れました。
生ニンニクとゴマを投入。
辛子高菜もいれましょう。
辛子がたっぷりで、なかなか辛いです。
スープの色が辛子高菜でオレンジ色に変色。
でも、それが美味しいのね。
叉焼は肩ロース。
脂身はほとんど着いていない。
ラーメンを食べ終わって、まだ丼にスープが残っている。
食べ放題コーナーへ行って、白飯をもらってスープかけました。
葱もトッピング。
これだけじゃ何かもの足りないな・・・
ってんで、辛子高菜も載せましたよ。
これ、どう考えても美味しそうでしょ?
美味しいんです。v(^^)
何杯でもいけそうです。(笑)
ということで、完食です。
丼には「赤のれん」のロゴが印刷されています。
テーブルを見ると、餃子のタレといっしょに、ラーメンのタレってのも置いてある。味を自分で調整するんでしょう。替え玉入れたときにも必要ですね。
こっちはサッパリ系のとん吉ラーメン。
木耳もトッピングされています。
色が薄くて、こちらは薄口醤油のようです。
ちょっと味見したら、確かにさっぱり系です。
でも長浜のとん吉はもっとあっさりらしいです。
長浜のとん吉に赤のれんの技術を加えてできたのが、このお店オリジナルの「とん吉ラーメン」ってことですもんね。
丼にはちゃんと「とん吉」のロゴが印刷されています。
食べ放題に圧倒される感じがありますけど、ラーメンも美味しかったです。
ごちそうさまでした。
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