福岡に泊まりました。
泊まったホテルの朝食も良かったのですけど、せっかくだから朝も食べ歩きしましょう。
祇園にあるホテルから歩いていけるところ。
キャナルシティ博多の東側にある24時間営業の食堂。
「八洲」さん。
福岡にあって「本場手打」「さぬきうどん」の看板を掲げています。
そこに惹かれました。
あの柔らかいうどんを常食とする福岡で、さぬきうどんを本当に食べられるのかどうか、試してみたいんです。
お店の前に大きなメニューが置かれています。
かけうどん・そば350円、親子丼600円という安さです。
うどんのトップに「生じょうゆうどん400円」ってのがあります。
これこれ、これです。
店内はカウンターと小さな座敷があります。
厨房ではオジサンが働き、おばさんが厨房とフロアにいます。
厨房にも定食メニューが張ってあります。
定食類はいろいろ。だいたい800円です。
朝食メニューがある。
A400円:シャケ、生玉子
B400円:奴、納豆
C500円:目玉焼、なめ茸おろし
どれにも、のり、味噌汁、ご飯、漬け物がつきます
盛りだくさんで、安い!
ちょっと目移りしちゃうな・・・。
けど、今朝はさぬきうどんを食べに来たんだ!と自分に言い聞かせる。
「当店では手打生めんのため10分~15分程お待ち頂くことがありますので、ご承知下さいませ」という掲示があります。
ほぉー、なんだか本格的ですね。
オーダーはもちろん「生じょうゆうどん」です。
ちょっと時間がかかりますが・・とおばさん。
いいですよ、わかってますから。
おっと、「ゆでは固めでお願いします」と一言加えるのを忘れちゃいけませんよ。
福岡では、うどんは茹でて柔らかくするのが「常識」ですから。
お水はセルフなんですけど、お客さんが少ないので、出してくれました。
カウンターの上には、醤油と七味唐辛子。
爪楊枝入れがブタちゃんが、かわいいですね。
10分ほどして、生じょうゆうどんが出てきました。
小ネギじゃない青ネギとカツ節がいっぱい載っています。
ネギがいっぱいです。
小さな醤油注ぎに入った生じょうゆもくれました。
あれ?
「あのぉ、この醤油注ぎのとテーブルの上のと違うんですか?」
おばさん笑って、首を横に振っています。
なんだ、同じなんですね。
でも、これの方が出方が少なくて、注ぎやすいね。
そのお醤油をぶっかけます。
あっ!いかん!
これじゃあカツブシとネギにしか醤油がかかりませんね。
トッピングをどかして、うどんに直に醤油をぶっかけます。
そしてカツ節、ネギとまぜまぜ。
さて、実食!
むむむ!うまい!
腰のある、ゆで過ぎじゃない(笑)、まさにさぬきうどんです。
ちゃんとした、生じょうゆのかかった、ぶっかけのさぬきうどんです。
ここに来て良かったです。(涙)
感動してうどんをいただいていると、おかあさんが
「うどんの好きな人は、そうやってお醤油でいただくみたいですね。」
なんて話しかけてくれました。
うん、そうだね!このうどん、おいしいですよ!
「手打ちだからね。」と、ちょっと自慢げです。
福岡でさぬきうどんってのは、ちょっと常道じゃないけど、でもいいんです。
次回うどんを食べるときは「かろのうろん」に行きますよ。
ってことで、朝からうどんでした。
ごちそうさまでした。
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