食べある記福岡編、最後の記事です。
福岡でランチしました。
場所は福岡市のちょっと外れに来た感じ。
九州大学が移転している九大伊都キャンパスのすぐ近くです。
なかなか立派な和風の建物のラーメン屋。
「ラーメンＯ勝」さん。
九大学研都市駅近くにある「ラーメン大吉」の姉妹店です。
九大が移転してきたんで、こっちにもお店を出したんでしょうかね。
- 九州・沖縄
店内は長いカウンターと左にテーブル席。
厨房にはマスター、フロアには女性が働いています。
お店は満員なので、待機用の椅子に座って順番を待ちます。
そこそこ人気店みたいです。
厨房に写真のメニューが張ってあります。
デフォルトのラーメンと黒んとこつ、赤とんこつ、そしてチャーシューメン。
チャーシューメンはチャーシューが丼いっぱいに広げられて、インパクトがありそうです。
ラーメンは450円。
黒とんこつは特製マー油入り、赤とんこつは特製辛タレ入りで、どっちも500円。
カレーライス１日限定10杯450円だって。
「限定」なんてあると、ぐぐーっと惹かれる・・・けど、我慢ね。
お昼はラーメンだから。
デフォルト、黒、赤・・・どれにするか・・
デフォルトで味を確かめたいところだけど、やっぱマー油の黒にしよう。
黒とんこつ「カタ」でオーダーしました。
ラーメン登場。
黒いマー油がたっぷり浮かんでいる。
しかもゼラチン質がスープの表面をしっかり覆っていて、湯気が出ていない。
見るからにすばらしい感じです。
トッピングはチャーシューが２枚、そして青ネギ。
マー油が浮かぶスープ。
コッテリしてミルキーな豚骨スープに香ばしいマー油がいい感じです。
コッテリしているけど、スッキリ感ある。
そして豚骨の独特の香りがしっかりある。
とんちゃんは、こういう香りが強い方が好きだな。
こっちの写真の方が、白濁したトンコツスープとその上に浮かぶマー油とからんだ茶色いゼラチン質の雰囲気の感じがわかりますかね。
ＨＰでの説明によると・・・
「とんこつスープは「脂」が多いと思ってある方も多いようです。
しかし、不要な「脂」は仕込みの段階で、ほとんど無くなります。
実は、どんぶりの表面に浮いている「脂状」のモノは「ゼラチン」です。
豚足を食べるときに、ベタベタする「アレ」です。
ゼラチンは、「良質の脂」であり、体に良いと言われています。
ゼラチンは、長時間の加熱により、豚骨の関節や髄から少しずつ湧出します。
当店のスープは、仕込み開始から完成まで、実に30時間を要します。」
30時間かけたスープですか。
しかりゼラチン質が溶け出ていますよ！
麺は細麺のストレート。
固茹でで美味しい。
チャーシューは２枚です。
１枚はモモチャーシュー。でもかなり薄い。
もう１枚は肩ロースかな。
やっぱり薄い。
高菜と胡麻を投入していただきました。（写真なし）
しかし紅生姜は入れません。
お店のＨＰにはこんなことが書いてありました。
「本物のとんこつスープには、独特の香りがあります。
それを中和するのが「紅ショウガ」なんですがーー！
香りを楽しむ方は、紅ショウガは入れません。」
ぉぉおお！全く同感だ！
とんちゃんは、紅生姜の酢も邪魔者だと思っています。
香りも味も変わっちゃう。
でもまぁ、これは好みの問題ですけどね。
ともかく、こんなところで（失礼！）、なかなか美味しいラーメンでした。
ごちそうさまでした。
食べログ： まる勝
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