店内はカウンターと4人掛けのテーブルが3つ。
お店で働いているのは「おばぁ」じゃなくって「オバさん」2人ですよ。
以前伺ったところでは、ここの女将さんが沖縄出身なんです。
で、彼女が嫁いだ先のお母さんが名古屋出身で、それで沖縄料理と串カツを出しているということのようです。
カウンターの上には沖縄料理のメニューを書いた木札が下がっている。
ホワイトボードにもメニュー。
島ラッキョーにジーマミ豆腐かぁ。
グルクンの唐揚なんていう沖縄の定番料理もありますよ。
いいねぇ、泡盛でやりたいねぇ・・。夜に来たいなぁ・・。
おっと、ランチ、ランチ!
メニューには、「沖縄そば」と「ソーキそば」があるね。
カミサンは、サッパリした三枚肉の沖縄そばにします。
とんちゃんはどうするかな・・・。
ゴーヤチャンプルー定食、人参シリシリ定食、ポークたまご定食、角煮丼、タコライス。
どれも普通すぎるなぁ・・・。
「チャンポンつくってみたんだけど、食べてみる?」とオバさん。
「えっ?チャンポン?メニューにないけど・・。」
「新しいメニューにしようと思って、試しにつくってみたんだけど、どうですか?」
「あっ!そりゃいいや!チャンポン下さい!」
「チャンポンって言っても沖縄のチャンポンだけど、わかるかな、あのぉ・・」
「わかります、わかります!お願いします!」
ともあれなんと、メニューにない料理をいただけることになりました。ラッキー!
※「沖縄のチャンポン」がわからない読者は、この先を乞うご期待!!
なんて言って、実はとんちゃん自身、沖縄に何回か行ってるんですけど、チャンポンは食べてないんですよ。
だから期待大なんです。
お店の壁には沖縄のサンシンが掛かっていて、ここが沖縄料理のお店だってことを静かに主張しています。
割り箸じゃなくって、木の箸ってのもなんとなく沖縄的だな。
さて、カミサンの沖縄そばが来ました。
あら、漬け物もついています。サービスかしら。
清んだスープに三枚肉、沖縄の小丸カマボコ、青ネギ、そして紅生姜がトッピング。
スープは昆布が効いて実に美味しい。
縮れた太い平打ち麺。
ムチッとして、噛むとブチっと切れる、沖縄そば独特の食感がいい。
ここの沖縄そばは、なかなか美味しいと思っています。これはお勧めですよ。
おっと、そうそう。
「コーレグースーください!」
「コーレグースーもあるけど、こっちの方が辛いよ」
と出してくれたのは島唐辛子の粉末だって。コーレグースーとともに自家製ですって。
それどれ・・・と舐めてみると、ぉぉおお!カラっ!
でもカミサンはコーレグースーをたらしました。(賢明!)
さて、 いよいよ「チャンポン」の登場だよ!
とんちゃんの「チャンポン」。
漬け物と味噌汁付きです。
これが「チャンポン」。
ニンジン、キャベツ、モヤシなどの野菜やポーク(ランチョンミート)を玉子でとじてある。とじた玉子は半熟状態。
その具の下には・・・沖縄そば?
ブッ、ブーッ!
そんなんじゃありませーん!
実は、ご飯でーす!
野菜卵とじ載せご飯が「チャンポン」の正体なんですよ。
しかも親子丼みたいに、具に汁はありません。
そして具のせ飯が、丼じゃなくってお皿に載っている。
変わってますねぇ。
それをスプーンでいただくのが、沖縄流。
ここまでは、知識として、とんちゃんも知っていました。
で味は?
チャンプルー風の味で、特別にどうってことはない味です。(笑)
いえいえ、それでいいんです。あくまでも庶民的な料理なんですから。
野菜いっぱいで、玉子が半熟の具をご飯といっしょにワシワシいただく。
実に健康的な料理だな。
すっごく美味しい料理ってんじゃなくって、家庭的に美味しい。
まさに、まちぐぁーの食堂で食べるB級メニューの1つです。
お味噌汁と
漬け物と。
美味しかったですよ。
このチャンポン、メニューに加えていいんじゃないかと思いますよ。
最後に、通常のメニューを載せておきます。
定食はいろいろ。フーチバジューシーがあるぞ。
あら、味噌カツ定食もある。
チャンプルーに一品料理。
足ティビチィがあるよ。えっ!山羊汁がある!
沖縄料理のつまみ類もいろいろ。
豆腐ように、クスガラス豆腐・・。
飲み物には当然ありますよ、オリオンビール!
泡盛も各種。
メニューの最後は、串カツの食らい方奥義・直伝の書だって!(笑)
ごちそうさまでした。
関連ランキング:沖縄料理 | 竜ケ崎駅、入地駅