仙台に泊まった朝。
朝食はホテルでいただいてもいいんですけど、今回は行ってみたいお店があるんです。
支店がちょうどホテルのすぐ近くにあったんです。
「大衆食堂 半田屋」さん。
【生まれた時からどんぶりめし】
どうですかこのポスター。
女の子が大きな口を開けて、どんぶりめしを食べているところ。
このお店には想い出があるんです。
- 愛しき食堂
JR仙台駅に一番近いところにあるアーケードのハピナ名掛丁商店街。
そこを仙台駅から歩くと、左側に「ジャンジャン横丁」という横丁がある。
そこに「めしのはんだや」という食堂があった。
小さくてボロいお店です。
でも、腹いっぱい食事ができる、というのがコンセプトのお店だった。
店の奥（厨房側）の棚にいろんな料理が並んでいて、好きなものをとって空いている席につく。
食事をしていると、おばちゃが来て、手書きの伝票を脇からスッと置いていき、帰りにその伝票で精算する、というシステムのお店。
料理の種類が多くて、とにかく安い。
そして丼飯の量が半端でなく多い。
「めし」は、「小」がなんと丼飯大盛りで、「中」がてんこ盛り（！）。
そして「めし（大）はありません」という張り紙があった。（笑）
店内には「賃借は友を失う！ゲーテ」なんていう紙が貼られていたりして、実にユニークなお店だった。
学生時代にこの店を教えてもらい、以後、何度か再訪した。
そういう想い出の食堂なんです。
しかし残念ながら、その店は再開発で2008年に閉店してしまった。
その会社が、いまでは「大衆食堂半田屋」を展開している。
それで想い出探しに、その支店に入ってみた、というわけです。
【今日も一日心豊かにお腹一ぱい食べましょう 店主】
という色紙も掲げてある。
腹いっぱい食べる、というコンセプトは今も変わっていない。
店内はファミレスみたいにきれい。
配膳はカフェテリア方式。
おかずが色々ある。どれにするか迷ってしまいます。
肉じゃが140円、いいですね。
ハムエッグ140円にするかな？白魚のフライ160円にするかな？
おっと、サンマがあるじゃないか！
生さんま塩焼き180円だ。
おっと、納豆を忘れた。
最後に「めし」をオーダーする。
「めし」は、ミニ80円、小120円、中170円。
しかしこの名称と値段から量を想像してはいけない。
ご飯の量は、ミニ180g、小320g、中480gです。
普通のご飯の茶わん1膳分で140gですから、ミニからしてすでに茶わん大盛り、ってことなんです。
ダイエット中のメタボおやじ、とんちゃんは、当然ミニじゃないといけません。
しかし・・・ここに来て、「ミニ」でいいのか？せめて・・・
「小ください！」
言ってしまった。（笑）
サンマの塩焼き、肉じゃが、納豆、丼飯に味噌汁。
朝から立派な食事だ。
ちょっと立派すぎたな・・・。
これで580円。安い！
しかし豪勢に過ぎた感じがする・・。
では、いただきます！（合掌）
サンマ。
割り箸と比べて・・・どうです、この立派な大きさ。
もちろん冷えています。
でも大丈夫。ちゃんと電子レンジがある。
焼き魚は40秒温めるといいんです。
肉じゃが。
肉がたっぷり入っている。決してケチっていないのが立派。
納豆はプライベートブランドだ。
豆腐とワカメの味噌汁。
これは温かいですよ。
そして、めし小。
これはどう見ても、丼飯の大盛りだ！（笑）
朝からこんなに食えるのかぁ？
久しぶりに学生時代に戻ったような気分だ。
まずは納豆ご飯です。
しかし飯が多い・・・。
納豆ご飯を食べても、丼にはご飯がいっぱいある。
温かいサンマと肉じゃがで、めしをワシワシといただきましょう。
ワシワシ・・ワシワシ・・ワシワシ・・。
ふぅーっ！完食！
我ながらよく食ったものだと感心する（呆れる）。
しかし・・・完全に食い過ぎ。（爆！）
お茶はセルフです。
ほうじ茶をいただいて、しばらく休憩。
お盆の隅に書かれた「半田屋」の文字。
腹一杯食いましたよぉ。
食べ終わったらセルフで食器を下げます。
ゴミもセルフで分別します。
いやぁ、今朝は食い過ぎた・・。
ごちそうさまでした。（ゲップ！）
食べログ： 大衆食堂 半田屋 仙台本町店