神戸市での夜。
昨夜初めて立ち寄ってすっかりお気に入りになったお店に今夜も再訪です。
前夜の様子はここ：http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28
場所は三宮駅高架下。
「皆様食堂」さん。
【家庭の延長】のような心安らぐ憩いの場がこの暖簾の向こうにあります。
店内は10人ほどが座れるＵ字型（馬蹄形）のカウンターがメインで、壁に向かったカウンター３席もあります。
カウンターの中には今夜も美人の若女将がいました。(*^^*)
- 愛しき食堂
◆芋焼酎お湯割り
昨夜、これをオーダーしたお兄さんがいたので、今日はとんちゃんがオーダー。
これはメニューには特に書いてありません。
焼き物のグラスと２つのチロリ。１つには芋焼酎、もう１つにはお湯が入っていて、自分で適当にお湯割にしていただく、っていう方式です。
この自由放任なシステム、自分で焼酎の濃さを加減できるところがとってもいいです。
料理のメニューが書かれた短冊がいっぱい壁に張ってあります。
黄ばんでしまった短冊の中に新しい短冊もあります。
短冊の上に紙を張ってメニューは品切れですね。
「新物新子」ってのが気になります。
オーダーすると若女将が伝声管を通じてオーダーを２階の厨房に伝えます。
「伝声管」って何のことかわからない方は、前回の記事をご覧ください。
◆新物新子
昨夜ここでいただいた「きびなご」の稚魚が新子（シンコ）。東日本でコウナゴ（小女子）と呼ばれます。
大根おろしに醤油を垂らして、シンコにレモンを絞りかけました。
味は実にシンプル。あんまり味がしません。(^_^)
そこがいいってことですね。
◆焼酎緑茶割り
次は緑茶割りにしました。
これも昨夜、別の客が飲んでいたもので、メニューにありません。
チロリに入っているのが焼酎。緑茶はペットボトル入りです。
氷の入ったジョッキにはレモンが添えられている、ってのが心憎いです。
ジョッキにしょう焼酎と緑茶をセルフで注いで、自分の好みの濃さでいただけます。
セルフって自由度が高くて、いいシステムです。
と、おじいちゃんが入ってきました。
でも何も注文しないで、カウンター席に座ったり、酒（かな？）を飲んだりしている。
どうも客ではないみたい・・・あぁ、きっと先代のご主人なんですね。
◆砂ずり玉ネギいため
砂肝って好きなんです。コリコリした歯ざわりがいいのよね。
ところがこの砂肝は柔らかい！w(*ﾟoﾟ*)w
コリコリしたスジの部分をきれいに取り除いてあるからです。
スジを取るのって、そこそこ手間のかかる作業なんですよ、実は。
そのひと手間をかけているから柔らかいわけ。
うーむ、いい仕事していますね。感心です。
料理に対する思いやりを感じて、さらにこのお店が気に入ってしまいました。
ごちそうさまでした。
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