新潟県六日町でランチしたときのことです。
とんちゃんの地方ランチと言えば・・・今回も期待に違わず・・・食堂です。
期待していないって？(*ﾟДﾟ*)ｪ…
まぁ、そう言わずにお付き合い下さいませ。
国道沿いに忽然と現れたお店。
「食堂 関山」さん。
くすんだ行灯がお店の歴史を語っています。
新しい行灯は【魚沼塩沢のコシヒカリ めし 関山】
魚沼ですから、「コシヒカリのめし」が売りですね。
【スキーの宿 Sekiyama】っていう看板もあって、冬の間はスキー民宿もやっているようです。
小野塚彩那須さん応援の幟があります。
ここ南魚沼市のご出身ですもんね。
「こしひかり」の幟に後押しされながら、お店の暖簾をくぐります。
ガラス扉を１枚開けて風除室へ入ると、２枚目のガラス戸にポスターがいっぱい。
【本日の日替りランチ】は、キスのフライ定食。【骨なし】だって。
骨なし男のとんちゃんにはキツイ冗談かも・・・。
「ざる中華」と【土用の丑の日】用に「特大うなぎ」の宣伝。
【ネコがいます。出ないように扉をきっちり閉めてください。お願いします。】
ネコがいるのね。
ネコ好きの人には嬉しいけど、ネコアレルギーの人は要注意ですね。
さて、店内はテーブル席と座敷があります。
とんちゃんたちは座敷に座りました。
お店の人は女性だけ。
フロア係は複数の若い美人。(*ﾟДﾟ*)ｪ…
さすが美人の産地・新潟ですね。
厨房では年配のお母さんが働いています。
しかも店の雰囲気が和やかで、飯を食いながら心も休まるような温かい雰囲気です。
メニューは配膳口の上に掲げられたたくさんの木札。
定食類に麺類。つまみ類もいろいろある。
黒板に、馬刺し（！）、餃子、カキフライ、モツ煮込み・・。いいねぇ。
栃尾油揚納豆なんてのもあるぞ。
いやぁ、実にいいねぇ・・
じゃぁ、ここでちょっと一杯と行きましょう！
・・・と、逸る気持ちをググッと堪えに堪え・・・
定食にするぞ！・・・・と悲痛の決断。(〃´o｀)=3
日替りランチの「キスのフライ定食」にしました。
料理は、オーダーした順に作られているようで、とんちゃんの番が来るのはちょっと先みたい。
待ち時間を使って、店内を観察しました。
お水はテーブル上のポットからセルフです。
テーブルの上には醤油にソース。どっちも食堂定番の容器です。
その脇にミル！
そのに入っているのは・・・岩塩！w(*ﾟoﾟ*)w
食堂でミル入り岩塩があるなんて、すごく驚き。
塩には並々ならぬ拘りがある、ってこでしょうか・・・・
理由は不明でも、岩塩はミネラル豊富で旨いから、ノープロブレムです。
【おめでとう！！ 小野塚彩那須選手！！】の掲示。
ここ南魚沼市出身の小野塚さん、ソチ五輪のハーフパイプで銅メダルでしたね。
ご本人もここに来られたようで、色紙があります。
柱にポスターが貼ってある。
【寝ないで下さい】
これナニ？！(◎_◎;)
「横になるな」じゃなくって、「寝るな」だ。
ここでしっかり寝るヤツがおる、ってことなのね。
食堂で昼寝するヤツがおる、ってことなんだぁ！
寝ちゃいそうなくらいに居心地がいいお店、ってことなんでしょうけどね。(*´▽｀*)
なぁんて妙な感心をしていたら、美人のおねえさんが料理を運んできました。
◆キスのフライ定食
味噌汁はワカメがいっぱい。
メインのキスのフライ。
フライはカラッと揚がっていて、もちろんアツアツで旨い。
しかもたんまりとフライがあって、こういうタップリ系が食堂のいいところなんですよ。
ご飯は、コシヒカリ！
しかも丼にたっぷりあるのよ。さすが食堂！
美味しいお米はウレシイし、たっぷりあるのも嬉しい。
けど・・・食べ過ぎだよな・・・ウレシイ悲鳴です。
小さなナスの揚げびたし。
ナスは油と合うんだよね。
漬け物は、キュウリかと思ったらウリです。
ウリの漬け物って旨いんですよ。でも、久しぶりだなぁ。
メインのおかずや、ご飯の旨さだけでなく、小皿のおかずや漬け物まで、それぞれ手作りでしっかりシンプルに旨い。
こういう手作りの旨さが食堂の良さですね。
ごちそうさまでした。