岐阜市での夜。
岐阜市で郷土料理っていうと、飛騨の料理になっちゃうのかねぁ。
ともあれ飛騨の郷土料理をいただけそうなお店を探して向かいました。
名鉄名古屋駅から北へ1キロくらい、ちょっと分かり難いところにある一軒家。
「蕺草」さん。
この漢字、読めますか？
絶対に読めませんよね。
答え・・・「どくだみ」と読みます。
この２文字で「どくだみ」です。
でも行灯には「どくだみ草」と書いてあります。
- 東海
店内は奥に長くて、カウンター席とテーブル席がある。
とんちゃんたちは店の一番奥にある部屋のテーブルに席をとりました。
箸袋には「居酒屋蕺草（どくだみ）」と書いてあります。
「どくだみ草」じゃなくって「どくだみ」が正しいんだよなぁ。
まぁ、そんなことはいいとして。
◆生ビール
何はなくとも、とりあえず生ビールで乾杯！
アサヒスーパードライです。
お通し。
大根と何を煮たんだろ？わからない。
つまみは【とりあえず一品】が早いかな。
やみつきキャベツなんていいんじゃない？
おや！明方ハムスライスなんてあるよ！これは後でオーダーしよう。
◆やみつきキャベツ
塩昆布と塩油がかかっています。
◆オニオンスライス
いかにもの居酒屋メニュー。
【おすすめメニュー】
地元名物というと・・・飛騨牛があるじゃん！でも高いよね。
【どくだみ草オリジナル】
「鶏ちゃん」は飛騨の名物料理だね。
「漬物ステーキ」って何だ！これ岐阜の名物か？
◆鶏ちゃん
飛騨の名物料理・鶏ちゃん。
「とりちゃん」じゃなくって「けいちゃん」です。
一口サイズに切った鶏肉を味噌、醤油、塩などのタレに漬け込んで焼いたもの。
もともと家庭料理ですけど、タレの味が利いているから当然旨い。
◆漬物ステーキ
ナニコレ？全然ステーキじゃないよ！
鉄板で漬け物を炒めてから卵でとじたもの。ネギと鰹節がトッピングされています。
漬け物ステーキも飛騨の名物料理だそうです。
不思議な食べ物ですけど、食べてみると意外にいける。
「漬け物」といっても浅漬けじゃなくて、酸味が出てきた熟成した（古い）漬け物です。
その漬物のシャキ感と酸味がいいみたい。
「ステーキ」という名にこだわらなければ（全然、拘んない）、酒のつまみに合います。
◆明方ハムスライス
「明方（みょうがた）ハム」は、岐阜では有名なハムですよ。
国産豚肉を100％使用して添加物や保存料を極力使用していないプレスハム。
JAが生産する、すごいこだわりのプレスハムです。
JAめぐみのが郡上市八幡町の工場で生産しているんですけど、ほとんど岐阜県内でしか流通しない。
いわば「幻のハム」なんです。だからオーダーしました。
してその味は・・・うん、確かに旨い。
お土産に買いたいな。ただしそこそこに高いですよ。400gでおよそ1200円です。
◆牛生センマイ
岐阜名産かどうか知りませんけど、「生」に惹かれました。
新鮮でいい食感です。
【本日のおすすめ】は魚なんだけど・・・北海道産が多いなぁ。
地元人向けなんだろな、でも道産子のとんちゃんはパスしたい。
おや、「若さぎ天ぷら」はいいかも。
◆若さぎ天ぷら
岐阜県産（伊自良湖）のわかさぎじゃないかな？って期待しています。
味は、期待通りサックリとしていい感じ。
ビールの次は何にしよ・・・。
チュウハイは、レモン、ライム、カルピス・・・みんな甘いじゃないか！
でも、まぁいいかぁ・・・とオーダー。
◆チュウハイ・ライム
甘いよ・・・やっぱりダメだぁ。
やっぱ日本酒にしましょう。
◆三千盛純米大吟醸
冷１合をオーダーしたら、純米大吟醸が来てしまいました。
これで550円は安いですね。
◆朴葉味噌
飛騨高山の郷土料理。
ネギ等の薬味や椎茸、山菜を和えた味噌をホウの葉に載せて焼いた料理。
本来はご飯のおかずだけど、酒のつまみにグッドです。
赤味噌の甘辛い味が酒を呼びます。
こういう料理には普通酒が合います。
◆日本酒燗
普通酒を燗でオーダー。藤吉郎という酒ですって。
岐阜県羽島市にある蔵元・千代菊が、出世酒藤吉郎という銘柄を販売しているようです。
◆串カツ・味噌
串カツに味噌ダレがかかっている。味噌カツの串バージョン。
甘口ではなく辛口の八丁味噌味、これがグッドです。
この八丁味噌ダレ、旨いじゃないか！
◆牛ホルモン鉄板焼き・味噌
辛口の八丁味噌味が気に入って、これをオーダーしました。
飛騨の料理やオリジナル料理がよかったです。
八丁味噌ダレもいいよ。
そして飲み物は日本酒がいいね。
ごちそうさまでした。