平日のランチ。
虎ノ門１丁目にある立ち蕎麦店へ行きました。
「峠そば」さん。
以前にも紹介したお店です。http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2014-05-28
ここはとても有名な立ち蕎麦屋さん。
どう有名かっていうと・・・
坂崎仁紀『ちょっとそばでも』（2013年、廣斉堂出版）の「早い、うまい、毎日食べたい62店」で紹介。
goriさんが運営する「立ち食い蕎麦紀行」で10点満点。
そしてgoriさんがNHK「サラメシ」でここを紹介しています。
なぜかっていうと・・・立ち蕎麦でありながら、茹で立て、揚げ立て、の旨い蕎麦だからなのです。
しかも天ぷら油は大豆油とごま油、麦粉は無漂白、無添加のものを使い、つゆは削り節を使って毎日手作りです。
拘りがあるわけよ。
店内には客がいっぱい並んでいる。
厨房では高齢のご主人のほかに、若い人が数人働いている。
オーダーをとってそばを茹でている若い人は、常連客とは顔なじみのようです。
メニューはいろいろあるんです。
天ぷらだけでもこんなに・・
さらにそのときどきの季節メニューが短冊に書いてある。
「鰯天550円」ってのが目に留まった。
「アジ天ください！」
「アジテン１つ。」
・・・あれ？なんか違うぞ。
「あっ！違った！サンマ！」
「サンマ？」
いや、サンマじゃないよな・・・
「ごめんなさい、イワシ天だ！」
いかん、いかん、「鰯」の字を読めなくなってる・・。
これも老人力のなせる業だろうか・・・。(;´ρ`)
イワシ天を揚げ始め、そして麺を茹でる。
カウンターで出来上がるのを待って、受け取ります。
【おかかサービス！！】ってのがある。
出汁を取るのに使った削り節をトッピング用にしているんです。
◆イワシ天そば
お盆にセルフの水と蕎麦をいただきます。
開きにしたイワシを天ぷらにしまいる。
テーブルの上に置いてあるすりゴマをかける。
汁は鰹節や雑節が効いていて実にうまい。
茹でたての細くて白っぽい麺は、ムニュッとした食感。
揚げ立て熱々のイワシ天。
イワシの香りがするふっくらとした天ぷらです。
ヒレの骨があって、そこだけは食べにくいよなぁ。
こんだけちゃんとした天ぷらそばが550円ってのは、やはりすばらしいです。
ごちそうさまでした。