龍ヶ崎市でランチしました。
ここは古い街なので商店街も大きく、食堂もいくつかあります。
「ますや食堂」さん。
暖簾の架かった左側が店舗で、右側の建物は宴会場です。
【安い！早い！うまい！】って行灯が、大衆食堂っぽくていいですね。(^∇^)
【お食事処】の緑の暖簾を掻き分けて店内へ。
- 愛しき食堂
店内は、壁際にテーブル席、厨房に向かってカウンター席、その背中に小上がりがあります。
テーブル席では、近所の常連さんが昼酒を楽しんでいます。いいねぇ・・(*´▽｀*)
日曜日に仕事している人や近くにある流通経済大学の学生さんもやってきました。
メニューの【料理の部】。
トンカツ、焼肉、焼魚、ハムエッグ・・・こういうのにご飯をあわせてもいいんだよなぁ。
【御飯の部】もいろいろなぁ・・・。
カツライス、親子丼、チャーハン、チキンライス、焼肉ライス、カツ煮ライス・・・
チキンライスがあるってことは、もしかして・・・ありました！
オムライスがあるじゃないか！650円です。
カウンターや配膳口の上には軒が張り出しています。
この辺の蕎麦屋は、みんなこんな感じになっています。
◆オムライス
オムライスには「Ｚ」の感じでケチャップがかかっている。
「２」と区別するために、斜線に短い線を交わらせた「Ƶ」です。
「Ｚ」というと想い出すのは、大学受験の通信教育の某会。
そして大学に入って知った、「Ｚ」（由来は全学連の頭文字）を旗印にする某極左集団。
まぁ、そんなことは、どうでもいいんですけど・・・。
味噌汁は・・・あれ？
味噌汁じゃなくてチキン出汁の卵スープです。洋食のときは、スープなんでしょうか？
でも冷や奴がついています。
これは、御飯ものにもれなく付いて来るんでしょう。
さて、オムライス。
玉子焼きがケチャップライスの上にかかる、典型的な食堂タイプです。
ケチャップライスが旨い。(*´▽｀*)
タマネギのみじん切りが入っていて、ケチャップは少なめでサラッとした食感です。
肉はあんまり入っていない？豚のひき肉が入っている。
ボリュームはしっかりあります。
自家製の大根とキュウリの漬物。
こういうが出されると、ホッと安心します。
色々と料理があって、昼の食事にもいいけど、夜もいいみたい。
「カツカレーのライス抜き」なんていう、蕎麦屋の「天ぬき」みたいなメニューもあるんですよ。
それぞれ何だかわかりますか？想像してみてください。
前者はライス抜き、後者は蕎麦抜きですよ。
食堂には、絶対にラーメンがあります。
そしてカレーライスのない食堂ってのも、きっとないと思います。
カレーライスがなくてもライスカレーはきっとある。（どう違うんだ？）
しかしオムライスがない食堂ってのはありますよ。
オムライスって、その食堂が洋食までを守備範囲にしているかしていないかの指標じゃないかと思います。
カレーライスはギリギリ「和食」の範囲で、オムライスはしっかり「洋食」なんです。
和食から中華、洋食までクリアするレストラン。
しかもこのお店では、洋食にはスープが出てきたわけで、なんだか食堂の奥深さを感じます。
ごちそうさまでした。
【おまけ】
ところで・・・・
店内にある庇の写真のところで、「おや？」・・と思った方はいませんか？
キリンビールの昔のラベルを貼った瓶が並んでいるんです。
「麒麟ビール」発売開始111年目の1999年に懸賞品で復刻ラガー6本セットがあったらしい。
もとはこんな６本セットだったそうです。
「キリンラガー復刻版」：http://page.freett.com/arai/label/kirin_big.html
ってことは、どういうわけか２本足りないよ。