茨城県南には「珍来」というラーメン屋がたくさんあります。
東京、千葉、埼玉の北関東というより関東の東にあるチェーン店です。

チェーン店だし、特徴のない、要するに「平凡」なラーメンだなと思って、これまで入店を避けてきたお店です。
ところが最近になって、自分の中で評価が激変してきたんです。
「どうして、どうして、普通に旨い東京風ラーメンじゃないか!」と思うようになったんです。
年のせいで、サッパリ系を好むようになったせいかもしれません。

しかも「いっぱいあるFC店」と思っていた「珍来」は、暖簾分けの個人営業店が多いということ、そしていくつかの系列があるってことを知ったんです。
以前から、珍来は店によって味が違うなんて言われているんですけど、系列によって違いがあるし、店によっても違いがある、というわけです。
こうなると、がぜん興味が湧いてくるんですよ。

珍来の系列については近いうちに詳しく記事にしますが、ここで簡単に紹介します。
珍来は戦前に創業したお店が元祖。
その直系に「珍來総本店」と「珍來」がある。(「來」が旧字。)
そこから暖簾分けした店は、赤い看板の「珍來」・「珍来」(「来」が違う)と黄色い看板の「珍来」があるんです。
だから、このうちどの珍来なのか、ってのを考えながらお店に入らないといけないですなぁ。

今回は牛久市岡見にある珍来へ行きました。


「手打ちラーメン珍來」の看板。


赤い看板の「手打ちラーメン珍來」さん。
暖簾分けの個人営業店です。