宮城県大崎市。東北新幹線の古川駅がある旧古川市が中心部。
その古川駅から山形県新庄市へ向かうJR陸羽東線には「奥の細道湯けむりライン」なんていう情緒のある愛称がつけられている。その陸羽東線の岩出山駅がある大崎市の旧岩出山町には、地元では有名な食堂がある。
絶品のラーメンと名物おばちゃんで有名な店だそうです。
できればそこでラーメンを食べたいんだけど、ちょっと遠い・・・。
幸いなことにその支店が市内にあるという。
古川支店、第３支店、高清水店そして尹呂葉です。
その中で一番古そうな古川支店を目指しました。
かなり年季の入った建物。
店の裏に広い駐車場があるので、車の場合はそこに裏通りから入った方がいいです。
12時少し過ぎと言うのに、駐車場には車がいっぱいです。
白い「いろは食堂」の暖簾。
古い建物とこの暖簾から、銘食堂のオーラが全身に伝わってきます。
たとえオーラを感じなくとも、駐車場の様子からみて、ここが人気店であることが読み取れます。
ウキウキと逸る心を落ち着かせながら白い暖簾をくぐります。
店内は地元のお客さんがいっぱい。
テーブル席や座敷がたくさんありますが、相席は当たり前です。
とんちゃんは同行者と２人でテーブル席へ座りました。
おや？こ、このテーブルは？！
厚さ10センチほどもある分厚い一枚板が天板のテーブルです。
さりげないテーブルですけど、どえらく重厚なテーブルです。
さて、メニューは壁に下がる短冊に書かれています。
トップは中華そば670円。半中華が420円。
五目、チャーシューメンもあります。
そして玉子丼、カツ丼、親子丼、チャーハン、チキンライスなどの御飯物もあります。
さすが食堂です。
でも大抵の客はラーメン、いや中華そばを食べています。
当然、とんちゃんも中華そばです。
同行の女性は中華そばをオーダー。
ならば！と、とんちゃんは中華そば大盛りをオーダー。
久しぶりの「大盛り」オーダーです。σ(ﾟｰ^*)
待つこと約10分で料理が運ばれてきます。
込んでいるけど着丼時間が短いです。
◆中華丼
丸みを帯びた形状で、口元の部分が太く丸い玉渕丼に入った中華そば。
メンマとチャーシュー、ネギがトッピング。
◆中華そば大盛り
大盛りは、一回り大きい高台丼に入っています。
トッピングはもちろん同じですけど、麺の量が多い！
透明なスープに浮かぶチャーシューは、豚じゃなくて鶏です！
油球が浮かぶスープは薄い醤油色で透明感がある。
出汁は鶏ガラベースで、煮干が入っているんだろうか。
スッキリしていて実に旨い。
麺は細麺。
やや硬めに茹でられていて、それにスープをからめて食べると、旨いです。
チャーシューは鶏のモモ肉。
まさに鶏ベースのラーメンです。
メンマは塩抜きした後に味をつけてある。
こいつをつまみにコップ酒もいい感じですよ。
鶏チャーシューもいっしょだと、さらにいい。(^∇^)
すごく旨いんだけど、麺の量がやたらに多い。
ここの中華そばは、一般にラーメン店よりも麺の量がデフォルトで多いみたい。
それを大盛りにしたから、たまらなく量が多い。
キュウリの漬物がついている。
ラーメンにも漬物ってのがもの地方のならわしですね。
漬物もあるから、中華そば大盛りじゃなく、中華そば＆ライスの方がよかったかな。
いや、やっぱり大盛りの方が中華そばの満足感が大きいよね。
鶏ベース中華そば、旨し！大満足です。
地元の皆さんが押し寄せる理由がわかります。
やっぱり食堂はいいなぁ。
ごちそうさまでした。
食べログ： いろは食堂 古川支店