後楽園駅近くのうどん屋さんへ行きました。
坂道に建つビルの１階がお店。
「肉吸いうどん 小石川」さん。
2016年10月末にオープンしたばかりの、新しいお店です。
そもそも「肉吸い（にくすい）」とは？
難波千日前にある、肉うどんが美味しいうどん屋「千とせ」が発祥とされる大阪の料理。
近くになんばグランド花月劇場があって、 吉本新喜劇の俳優・花紀京さんが出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文し、 先代の店主がそれに応えたことから始まり。その後、クチコミで広まり、店一番の人気メニューになった。
と、千とせのＨＰに書いてあります。⇒http://www.chitose-nikusui.com/chitose/history.html
千とせの「肉吸い」は、カツオとウルメの出汁に、半熟玉子が入っているそうです。
そして小ごはんに生卵を落とした玉子かけごはん「小玉」とのセットが人気メニューだそうです。
「肉うどんからうどんを抜いたもの」が「肉吸い」。
その肉吸いに「うどん」を入れたら・・・「肉うどん」だ！
店頭にあるメニューには【こだわりの九州産和牛使用】とあります。
大阪の「肉うどん」が元ですから、肉は豚肉ではなく、牛肉です。
【群馬県産地卵使用たまごかけごはん】もあります。
書いてませんけど、うどんは「自家製手打ちうどん」です。
店内は広くはなく、そこにテーブルが並べられています。
メニューは・・・
トップは看板の肉吸い。ごはん付きです。
：「肉うどんの麺抜きスープです」と説明があります。確かにそうだ。
【利尻昆布、マグロ節などからとった出汁に九州産和牛をふんだんに入れて煮込んだスープ】ですって。
「マグロ節」なんてのがあるんですね！
肉吸いうどん：肉吸いにうどんを入れた一品
・・・だから、それ、「肉うどん」だって！(^^)
うどんの量は、大、中、小があります。
玉子かけごはん：日本に６％しかいない純国産鶏「もみじ」の玉子とお米マイスター５つ星のお米・宮城県産ひとめぼれを使用した玉子かけごはん、ですって。
国産鶏とは、卵を産む母鶏の親（種鶏）、その親（原種）の親（原々種）のさらに親（育種鶏）が国産であるもののことらしい。そんな卵は流通量の６％たしく、鶏肉では２％らしいです。
かけ：さぬきうどんの最も基本的な食べ方、だって。
おや？この店のうどんは、「さぬきうどん」なの？w(*ﾟoﾟ*)w
あつあつ、ひやあつ、ひやひやがあります。
肉吸いは、ご飯がついて650円。「千とせ」のように、生卵をつけると750円。
肉吸いうどんは、中が780円。
値段とバリエーションからいうと、肉吸い＋玉子かけご飯がいい感じなのだが・・・。
冷たい「しょうゆ」や「温玉しょうゆ」、「ざる」、「ぶっかけ」もあります。
釜玉も旨そうです。
トッピングに、わかめ、とろろ、生卵、温泉玉子、梅干、天ぷら。
「南関（なんかん）あげ」という、熊本南関町の揚げ豆腐があります。
「海とろろ」は熊本天草産のメカブ、「わかめ」も天草産です。
かなり迷います。
デフォルトで攻めるとして、しかし肉吸いうどんにするか、肉吸い＋玉子かけご飯にするか。
発祥店に倣えば肉吸い＋玉子かけご飯だが。
このお店のうどんも食べたいしなぁ・・・。
テーブルの上には、玉子かけご飯専用の出汁醤油もあります。
悩んだ末に・・・うどんにしました。
テーブル上に揚げ玉があって、かけ放題です。
さて、しばらくして料理の登場。
◆肉吸いうどん
肉がいっぱい載っている。
「肉うどん」の「うどん抜き」が「肉吸い」で、それにうどんを入れる。
だから・・・やっぱ「肉うどん」じゃ！
スープには油玉がいっぱい浮かんでいる。
まずはそのスープをすすると・・・んんん！うんまい！ヽ(*'0'*)ﾂ
牛肉の旨味がしっかり出ている。しかし昆布や節のせいでまろやか。
しかも柚子の香り・・・刻んだ柚子皮がトッピングされています。
いやぁ、この旨いスープだけで飯が進みそうです。
自家製手打ちうどんは、腰がしっかりしています。
これをしっかり煮込んで、柔らかめにしてもらう、という食べ方もあるかと思います。
薄切りの牛肉は大きな切り身で、それがまた柔らかい。しかも旨い。
これをおかずに白飯を食う、ってのはグッドチョイスです。
うどんを食べた後に残る旨いスープと肉。
「ごはん」を追加して、スープに白飯投入！
・・・と思ったんですけど、差し控えました。
（ダイエット、ダイエット・・・）
肉吸いが旨いし、うどんも旨い。
できれば、白飯も追加したいな・・・。
ごちそうさまでした。
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