平日のランチどき。
美唄やきとり」のお店が虎ノ門にあるというので行ってみました。

美唄やきとり」ってご存知ですか?
かつては、炭鉱の町として栄えた北海道美唄市発祥のやきとり。
普通の焼き鳥は、1本の串に1種類の鶏肉やモツの部位を刺してある。
そころが美唄やきとりのメニューは、「精肉」(胸肉)と「もつ」のたった2つ。
もつ」は、湯通しした鶏の各部位を1本の串に刺してあるという変種で、これが美唄焼き鳥の神髄。
美唄やきとりの歴史については、明日の記事にします。

そんな焼き鳥屋でランチということは、焼き鳥丼をいただく?
あるいは、昼から焼き鳥で一杯?
いや、そのどっちでもないんです。


【元祖美唄やきとり】「福よし虎ノ門店」さん。
美唄市に本店がある「福よし」さん。
看板の女性は本店の女将です。
そしてここは2017年1月に、銀座店が移転開店したお店です。


【日本七大やきとりとは?】という説明があります。
 美唄やきとり(北海道)
 室蘭やきとり(北海道)
 福島やきとり(福島県)
 東松山やきとり(埼玉県)
 今治やきとり(愛媛県)
 長門やきとり(山口県)
 久留米やきとり(福岡県)

「全国やきとり連絡協議会」略して「全や連」が2006年1月1日に設立。
 ⇒全や連:https://zenyaren.jp/

2007年から「全国やきとリンピック」が開催されている。
そして今年はなんと、世界やきとリンピックがフィレンツェで開催されるそうです。
10月20日、21日開催ですけど、日本以外の参加はあるんでしょうか?

ところで、「焼き鳥」と言いながら、実は鶏だけでなくて豚やモツを使ったりしますよね。
それで「焼き鳥」じゃなくて「やきとり」と平仮名なんです。

「七大やきとり」はそれぞれ特徴のあるやきとりなんです。
「美唄やきとり」の特徴がさっきの看板に【一本の串に鶏1羽】とあります。
鶏1羽分の肉を1本の串に刺した、超ジャンボやきとりだ!( ̄□ ̄;)

・・・・そんなわけはありません。


写真と絵入りで解説がありますから。
トップがもも肉、手元が皮で、間にモツが入る。
モツは、キンカン(玉子)、レバー、砂肝、ハツのどれか。
そして長ネギではなく玉ねぎが使われる。北海道ですから。

さて、そんな焼き鳥屋でランチというと・・・やっぱり焼き鳥丼?
いえいえ、違います。