ランチにつけ麺を食べようと思って、牛久市役所すぐ前のラーメン店へ行きました。
「らーめん喜楽」さん。ここのラーメンが好きなんです。
お店の前に「ざる中華」と「冷麺」の幟が立っています。
ここの「冷麺」は、韓国・朝鮮の冷麺じゃなくって、山形名物の「冷やしラーメン」のこと。
ざる中華も冷やしラーメンもいいなぁ・・・と思いながら入店でしたが、意外な展開に。
- 牛久市
メニューの料金表示が、内税表示から外税表示に変わっています。
ありましたよ、つけ麺。税込850円です。
【夏のおすすめ冷やしメニュー】だ。
「ざる中華」に「冷やしラーメン」。
おっと！去年の「冷麺」という名を改めて、本来の「冷やしラーメン」にしましたね。
しかも、山形で修業したとしっかり書いてある。
冷やしラーメンにオリジナルの工夫と加えてある、と書いてあります。
いいじゃないですか！
でも「東北名物」と書いてある。
そうじゃなくって「山形名物」ですよ！そう書いた方がいいと思いますよ。
去年の冷やしラーメンの記事はこれ。
⇒山形名物・冷やしラーメンがここにある 喜楽
熱いラーメンと同じく、黒い皿に載った黒い麺鉢で着丼です。
◆冷やしラーメン
ビジュアルは普通のラーメンと同じ。
でも、スープも麺も冷たくて、スープには氷が浮かんでいます。
それが冷やし中華じゃない、冷やしラーメンなのです。
しかし冷たいスープには油はほとんどありません。
動物性の脂は冷えて固まるので、すべて取り去られています。
少し浮かんでいるのは植物性の油です。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、２つに切った味玉、焼き海苔、白ネギ。
そして去年にはなかった揚げ玉があります。
冷たく澄んだスープは、和風テイスト。
去年と同じく昆布、かつお、どんこでとったスープでしょうか。
冷製のお吸い物をすすっているような味わいです。
でも・・ん？
去年にはなかった酸味があります。
サッパリ感を出すためだろうか？
酸味があると、冷やしラーメンというより、薄味の冷やし中華の感じになってしまいます。
この変更には賛同しかねるなぁ。
麺は中細で、縮れが少し。
冷たく締められた麺は、モチっちり感があります。
低温でじっくし加熱した肩ロースシャーシュー。
肉の食感がしっかりあって、ローストポークを食べている感じです。
太いメンマは、柔らかくて薄味の上品な味わいです。
味玉も薄味なところが好きです。
和風スープの冷やしラーメン。
去年は「冷麺」と表示していたので、「冷やしラーメン」の方がいいよ、とご主人に言ったんです。
そのせいかどうか、今年はしっかりと「冷やしラーメン」で出しています。
今年は本来の名を名乗っているんですけど、味はどうなんだろ。
酸味を加えましたよね？と伺ったら、その方がいいという客がいるから、とのこと。
その客は、冷やし中華をイメージして、そう言っているんでしょう。
しかし「冷やしラーメン」は、「冷やし中華」とは全く別物の料理で、酸味は不要と思います。
どうしても酸味が欲しければ、酢を足すか、そもそも冷やし中華を食べればいいんです。
そんなご意見をご主人にお伝えしました。
冷やしラーメンから遠ざかる方向への変化には賛成できません。
酸味がない去年の味に戻してほしいな。
ごちそうさまでした。
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