1人で西新橋でランチです。
黄色いビルに「Dining KOU」の白い看板が架かっている。
そこに「ダイニング」と自称するレストランがあることだけはわかります。
しかしランチの案内などは一切ない。
階段を2階に上がると、白い暖簾が静かに下がっています。
「Dining KOU」さん。
暖簾が下がっているってことは営業しているってことですね?
しかし扉の向こうが暗い。
営業しているのかどうか、不安になりながら扉を開けて店内へ。
1人で西新橋でランチです。
黄色いビルに「Dining KOU」の白い看板が架かっている。
そこに「ダイニング」と自称するレストランがあることだけはわかります。
しかしランチの案内などは一切ない。
階段を2階に上がると、白い暖簾が静かに下がっています。
「Dining KOU」さん。
暖簾が下がっているってことは営業しているってことですね?
しかし扉の向こうが暗い。
営業しているのかどうか、不安になりながら扉を開けて店内へ。
店内はうす暗い。
窓にカーテンが掛かった暗い場所は、まるで秘密クラブのようです。
中央の厨房前にカウンター4席、それを囲むようにボックス席があります。
ボックス席は簾で区切られた半個室で、まさに秘密クラブそのものの雰囲気です。
そんな店内に、ほぼ客が入っている。
ここでランチをしていると知る秘密クラブの常連のみがランチに集っているようです。
カウンターにお若い女性が2人いて、その隣に案内されました。
フロアの女性も厨房のマスターやスタッフも明るい人たちで、秘密クラブみたいに隠微な感じはないですね。
ランチは日替わりメニューが7種類。
産地を明記した魚介系料理がメインで、福井の若狭牛のメンチなんてのもあります。
そしてお値段はすべて1100円。
とんちゃんとしては、ハードルを越えた高い料金だわ。
しばらく迷って、チョイスしたのは・・・
◆長崎壱岐鯵フライ定食
黒いお盆の上には、アジフライ、ご飯、味噌汁のほかに、小鉢が3つもあります。
汁物は、味噌汁ではなく、胡麻と小葱が浮かんだ塩味のお吸い物。
うん、これは旨いぞ。
出汁が美味しいのに加えて、ゴマ油を垂らしてあるのでいい香りです。
汁の中に黄色いものが沈んでいるな、と思ったら、少し柔らかい卵の黄身。卵入りのお吸い物で、ちょっとビックリです。
メインの壱岐産のアジフライは2匹。
さて、あなたはアジフライには何をかけて食べますか?
ソース派?醤油派?それとも塩派?
サラダの脇にマヨネーズがある、と思ったら、実はタルタルソース。
なので鯵フライにタルタルソースをかけました。
鯵の身がふっくらと柔らかくて、美味しぃ!(*´▽`*)
鯵フライが旨いからご飯が旨い。そしてこのご飯自体も旨いです。
カウンター上に、中濃ソースとヒゲタ醤油の本膳があります。いい醤油ですね。
2匹目の鯵フライには醤油をかけました。
醤油の方が鯵の旨味をさらに味わうことができると思います。
小鉢の1つは、ヒジキと大豆の煮物。実に健康的なおかずです。
醤油の程よい塩気がおかずにいいです。
そしてキンピラごぼう。これまた食物繊維たっぷりのヘルシーおかずです。
そして小さな冷奴。これはランチの定番ですね。
食事を終えるころに、フロア係のおねえさんが耳打ちします。
え?っと聞き返したら、ドリンクがあるのでご自由にどうぞ、ですって。
フロアの隅にドリンクコーナーがあります。
ペットボトル入りのコーヒーやジュースが置いてあります。
この方が種類も多いし、オペレーションも楽ですね。
真っ赤なグラスに、赤ワイン、じゃないアイスコーヒーをいただきました。
フロア係のおねえさんが、またそっとささやきます。
サービスでアイスがありますが、いかがですか?だって。
おっと、そりゃいただきますよ、ありがとうございます。
黄色い色をしたアイスクリーム。ちゃんと美味しいアイスです。
ちょっと料金が高いかな?と思うけど、魚が美味しいし、副菜やデザートがここまであるなら、納得です。
ごちそうさまでした。