店内に入ると広い土間。壁には、とても変わった大きな飾りがあります。
これが店名の由来になった、五島の「バラモン凧」です。
バラモン凧については、過去記事に詳しく紹介しました。
⇒五島のバラモン凧について:壱岐・鬼凧、平戸・鬼洋蝶、長崎バラモン凧などと
太い柱に【バラモンキューピー】なるフィギア発見。
野菜の直売もあるようです。
この日はヒマワリの花が置いてあって、帰りにお土産としてプレゼントされました。
さて、オーダーは食券システム。
うどんのメニューがずいぶんと増えましたね。
光って見えないけど、トップの左から、五島うどん、地獄炊き、けんちん(休み)、肉うどん、カレーうどん。おにぎり、焼おにぎり、ごはん(普通・大)。
冷やし山菜、冷やしねばねばうどん、ざるうどん、みぞれうどん(品切)もあります。
ピラフセット、クリームあんみつ抹茶付きもある。
横の壁に写真付きのメニューがあります。
暑いから冷たいうどんがいいのでしょうが・・・
「地獄炊き」の大盛にします。
「地獄炊き」とは「釜揚げ」のこと。
実はその食べ方について、ちょっと前回の反省があるためです。
「地獄炊き」と「麺大盛り」の食券を購入してフロア係りの女性に渡し、客席へ。
靴を脱いで、座敷に上がったところが客席。
2間あって、手前には座卓が4つ、奥のテーブル席は3卓に増えてます。
その他の店内の様子は、前回の記事をご覧ください。
◆五島うどん地獄炊き・麺大盛り
鉄鍋にアツアツの釜揚げうどん。
薬味に生卵(!)。そして小皿料理が1品ついてます。
さてここで、地獄炊きのいただき方について講釈。
うどんをアゴ出汁の汁でいただくのは当然のこと。
重要なのは生卵の使い方です。
たいていの場合、汁の中に生卵を落とすと思います。
でもそうじゃない!
五島では生卵だけでいただく。あるいは生卵に醤油少々、またはつけ汁少々でいただくものだそうです。
このお店が推奨する食べ方は、フロア係りの方に聞いてみてください。
以下は、そのアドバイスを踏まえた地獄炊きの食べ方をご紹介します。
細いうどんが、鉄鍋にいっぱい!
まずは、鉄鍋の中のうどんをそのままつまむ。
腰のあるうどんをしっかりめに茹でてある。ほんの少し塩味があります。
稲庭うどん(乾麺)は幅2~3mmの平麺で、ゆで時間は3分と短い。それに対して五島うどんは2mmの丸麺を7~8分間茹でる。麺の形状の違いもありますが、かなり茹でてますから、柔らかくなる。
しかも冷水で締めない「釜揚げ」なので、柔らかく感じます。
「腰が強くない」という評価がネットにあるのはそのためだと思います。
猪口にはつけ汁が少し入っています。
出汁のベースはアゴ(トビウオ)。さらにカツオ節、煮干も入っています。
醤油は薄口に濃口を少し加えているみたい。長崎県独特の甘い醤油は使っていません。
追記:後日、確認したら、塩味がベースで色付けに濃口醤油を少し加えているそうです。
さて、このお店が推奨する食べ方は・・・
生卵を割り入れます。
生卵+つけ汁少々です。
薬味は、ネギ、生姜、鰹節があります。
生卵には鰹節を加えるのがいいと思います。
ん-!まったりと、濃厚な味わい。
ママさんに伺ったら、五島では卵かけご飯のイメージなんだとか。はぁ、なるほど。
うどんを半分くらい食べたところで、まだ卵が残っています。
ここに汁を加える、というのがこのお店の推奨みたいですが・・・
卵は飲み干して、アゴ出汁の汁だけでいただきます。薬味は生姜とネギ。
これはスッキリした出汁の味でいただける。
アゴ出汁とうどんだけのシンプルな味わい。これはいいです。
小皿にふろふき大根。これをつまんで、おしまい。
しかし・・・
うどんの量がしっかりあったはずなのにが、スルスルと胃に納まったので、まだ少し物足りない。
なので、おにぎりを追加注文。
普通のおにぎりじゃなく、焼おにぎりにしました。
◆焼おにぎり
小さめのおにぎりに醤油をつけて焼いてある。さらに焼き海苔。
焼けた醤油の香ばしさに、海苔の香りで、美味しいですね。
久しぶりの焼おにぎりです。
ごちそうさまでした。
テレビ見ますね!
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