メニューは春御膳。
春の食材を使った幕の内弁当風の和食膳。これが850円でいただけるんです!
食事会場は調理室。
座学用の机もテーブルに使ってます。
まず温かいお茶が配膳されます。
マスク入れも用意されています。
そしてお品書き。
な、なんと、手書き!
学生さんたちが1つ1つ手書きしたものですよ。
手書きする様子が、卒業展インスタ公式アカウント(期間限定)で紹介されてました。⇒@koyo_tukuba_gallery
席で料理を待っていると、先生がやってきて、ごあいさつされました。
先述した「学生レストラン」の記事で、学生といっしょに玄関前で写真を撮った可愛い女性の先生です。過去記事⇒未来の調理師たちの1日「学生レストラン」は超オススメ!次回も近いよ
今回も料理のことなどいろいろ教えていただきました。
◆春御膳
海老真薯の吸物。
三つ葉は、ちゃんと「結んである。
海老しんじょうは、人参と椎茸を合わせてあります。
ずいぶんと手が込んでます。
幕の内弁当風の御膳。
添えられている青菜は、ワサビ菜かな。秋から春の野菜ですね。
ほうれん草じゃなく、菜の花の胡麻和え。
菜の花は春の野菜、香りがいいですね。
そして焼売。これが春とどう関係するのか確認しなかった。
彩り野菜と茹でいか。
パプリカは甘酢漬けで、奥にはサーモンもある。
さっと湯通ししたイカには、鹿の子切りの飾り包丁があります。さすが。
イカの種類はなんだろな?アオリイカかなあ?
鰆の西京焼き。
春の魚、サワラ(鰆)。うっすら甘い味に仕上がった、上品で美味しいです。
肉じゃがロール。
人参は飾り切りしてあります。「ねじり桜」というのかな、手が込んでますね。
シャキッと歯ごたえのあるインゲンもいい。
ねじりコンニャクです。味が染みてます。
「肉じゃが」のイメージを覆す、肉巻きの肉じゃが。
ジャガイモと椎茸の豚肉巻で、濃い目の味付けがご飯のおかずにいい。
きんぴらごぼう。
やや甘めの甘辛味。これもご飯のおかずにいいですね。
たけのこ御飯。
小さなサイコロ状のタケノコがいい食感です。
これ自宅でも真似してみよっと。
鶏肉の梅肉はさみカツ。
ササミ肉のはさみカツ。
梅肉と大葉を挟んであって、酸味と香りがとても美味しい。
厚焼き玉子。
千鳥の焼き印が可愛い。
千鳥は冬の季語。渡り鳥タイプの千鳥は日本に冬に滞在するからですが、秋と春に渡りのために一斉に飛ぶから、春の鳥でもありますね。
甘さをぐっと抑えた厚焼き玉子です。いくつでも食べられる美味しさ。
香の物。
白菜漬け(市販)に、柚子をトッピングした、まさに香の物です。
デザートが出されました。
抹茶のパンナコッタ。
黒っぽいジュレがのってる。
抹茶のパンナコッタは甘くなく、抹茶の香りが清々しい。
ジュレは、甘さを控えた黒蜜ですって。
全体として、甘さよりも香りを楽しむパンナコッタですね。
食後にはアンケートを記入します。
美味しく盛りだくさんの料理でした。
しかも料理1つ1つにとても手の込んだ作業、手間暇を惜しまない調理をしてある。
これで850円とは申し訳ないほどの高コスパです。
前回の学生レストラン、さらに今回の卒業展で、学生たちの1日レストランがすっかり気に入ってしまいました。ぜひまた訪問しますね。
ごちそうさまでした。