今年7月にリニューアルオープンして、店内がすっかり変わっていました。(写真は前回のもの)
楕円テーブルにカウンターをドッキングさせた形で7席、さらに個室が1つあります。
3人は丸テーブルを囲む形で座りました。
前回とは席の位置が違うので、以前には気づかなかったインテリアが目に入ります。
ヴェネツィア・カーニバルの仮面。
絵が飾られています。クリムトの「接吻」の主題部分。
その両側にはアンティークなポスター。
左は、パルミジャーノ・レッジャーノのメーカー「Bertozzi」(ベルトッツィ)、右は、イタリアのグルメチョコレートメーカー「Venchi」(ヴェンキ)です。
最初の1杯は泡をグラスでいただきましょう。
お高いボトルもありますね。
◆コッレ・グランキュヴェ
白のスパークリングワイン。フレッシュで辛口です。
料理は、まずはシェフお任せ前菜盛合せ4種を。
2種のパンとオリーブオイル。
◆シェフお任せ前菜盛合せ4種
ブリ(?)のカルパッチョ。
刺身は絶対に醤油派!というカミサンは、オリーブオイルがついたカルパッチョはとんちゃんにパスします。わたしとしてはとっても嬉しいよ。アンガトさん( ^∇^)
姫サザエの香草パン粉オーブン焼き。定番の前菜です。
身を出すのにちょっと苦労するけど、やっぱ美味しい。
レバーペーストのブルスケッタ。
岩のり入りフリッター、ゼッポリ。
ピザ生地に海藻を入れて揚げるナポリの料理だそうです。モチモチね。
今回も壁に垂れ下がったメニューから料理を選びましょう。
前回いただいたラスパドゥーラチーズ。とっても美味しかったね。
プロシュートパルマ(パルマハム)もいいんじゃないか?
「インサラータ・チェーチにすればいい!」とカミサンがご指示。
インサラータはサラダ、チェーチはひよこ豆のことで、ひよこ豆のサラダって意味。
しかも前回とっても美味しかったひよこ豆のガレットだ。
生ハム、ラスパドゥーラも加わって、一石二鳥、いや一石三鳥のサラダじゃないか!
マスターがラスパドゥーラチーズを削ります。
前回はほぼ全形で、分厚かったチーズが、ずいぶんと薄くなりましたね。
前回はこれ⇒とってもリーズナブルなイタリアン、ラスパドゥーラチーズが美味しかった
◆インサラータ・チェーチ
ひよこ豆のガレットの上に、生野菜、プロシュートパルマ、そしてラスパドゥーラチーズがトッピング。 ガレットが厚め。
これが美味しくないわけがない!
さてドリンクは、白の泡の次には赤ワインをいただきます!
◆キャンティ・クラシコ2015
さっきのメニューに【Tボーンステーキや食中ワインに◎】とありましたね。
フィレンツェ風Tボーンステーキが15周年記念で破格値での提供。
400gもあるステーキで、前回は、2人じゃ食べきれないと思ってオーダーを断念した料理。今回は3人だから、絶対に食べようね!と決めていた料理です。
フィレンツェはトスカーナ州の州都。ルネッサンスの中心地で、芸術の街としても名高い。
そのフィレンツェの名物料理が、フィレンツェ風ステーキと呼ばれるTボーンステーキ。
本場では1切れ1kgと超デカイらしいけど、日本人はそんなの食いきれないよね。
◆フィレンツェ風Tボーンステーキ
かなりデカいステーキ。400gですもん。
どれくらい大きいかは、レモンのサイズから想像してみてください。
肉の焼け具合はレア。お味は、もう、すっごく旨い!ヽ(^◇^*)/
これが3500円とは、絶対にお勧めの料理です。
後で調べたら、骨(背骨)をはさんで、背骨側がサーロイン、腹側がヒレだとのこと。写真では、下の部分がサーロイン(背中側)、上の部分がヒレ(腹側)だったんだな。
ヒレとサーロインをいっしょにいただくという実に贅沢なステーキです。
この骨の右側がサーロイン、左側がヒレ。
なぁんてことは後で知ったわけでして、このときは夢中でむさぼりました。
だって、どっちも旨いんだもんね!(*^▽^*)
肉の部分を齧り取って残ったTの字の骨。( ^∇^)
これに合わせるワインは、同じくトスカーナ州のキャンティ。3年以上熟成したものがお決まりだとか。なぁんて、もうとっくに飲んでます。
2杯目をいただきました。
息子はまだ食べたりないでしょうから、パスタをオーダー。
大好きなトマト系パスタから、ピリ辛のアラビアータをチョイス。
◆辛味トマトのスパゲティアラビアータ、リコッタチーズ添え
「アラビアータ」ってアラビア風だとばかり思っていたら、とんでもない勘違い。「怒り」という意味で「おこりんぼ風」って訳すんですね。f(^^;)
パスタの茹で加減も抜群です。
ピリカラのパスタに優しい味のリコッタチーズ。
ちなみにリコッタチーズは、チーズを作るときに残った水分=ホエイ(乳清)を加熱して固めたもので、低脂肪のチーズです。
今回も美味しかったです。
ごちそうさまでした。
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