キッチンカーの中にいる日本人の美人店長さんにごあいさつ。今日はベトナム人のスタッフも働いています。
今回は、食べたい料理があって、やってきました。
それは汁なし麺!
混ぜそば(冷やし中華)と書いてある。
しかし、売り切れ!(*゚Д゚*)ェ…
実店舗のメニューにないメニューで、キッチンカーでしか食べられない!と思って来たんですけど・・・残念です。orz...
店長さんにお聞きしたら、店舗でも夏季限定メニューであるそうです。
それをキッチンカーで一足先に販売しているんですって。だから実店舗でももうすぐ販売するそうです。よかったぁ・・。
ならば、バインミーにしましょう。
今回は鶏肉のバインミーを自分用に購入。
「パクチー大丈夫ですか?」とベトナム人店員さんが質問。
「大丈夫!いっぱい入れて!」とお答えしました。
もうひとつ、先日も購入した自家製ハムのバインミーを息子用に購入。⇒ボロニアソーセージ風のベトナムハム入りバインミーは甘辛いエスニックの味わい
それから揚げ春巻き。
ベトナムの春巻きと言うと、日本では「生春巻き」が超有名。でもベトナムでは「揚げ春巻き」がポピュラーなのです。
春巻きの名称は、ハノイなどの北部とホーチミンなどの南部では名称が違っています。
「生春巻き」は、北部では「Nem Cuốn」(ネム・クオン)、南部では「Gỏi Cuốn」(ゴイ・クオン)といいます。「Cuốn」は巻くという意味。Nem(ネム)は小さく切ったものという意味らしく、Gỏi(ゴイ)は和えるという意味。
「揚げ春巻き」は、北部では「Nem Rán」(ネムザン)、南部では「Chả Giò」(チャーヨー)と言うそうです。
このお店のメニューでは、「揚げ春巻き」を「Nem Cuốn Rán」(ネムクォンザン)と書いてあって、北部流。でも「生春巻き」は「Gỏi Cuốn」(ゴイ・クオン)で南部流です。
◆鶏肉のバインミー
バインミーは、ベトナム風フランスパンのサンドイッチです。このパンがなかなか旨い。
「バインミー」は「パン」のこと。かつてベトナムがフランスの植民地(フランス領インドシナ)だった期間(1884~1945年)にフランス文化が浸透して、フランスパンを食べるようになったんです。だからベトナムでは、パン=フランスパンなわけ。
ただしフランス本場のフランスパンとはちょっと違った、ベトナム風フランスパンです。皮(クラスト)が薄くてサクっとして香ばしい。中身(クラム)がサクサクと軽い。
包み紙の端っこに「ありがとう」の日本語とベトナム語の「CÁM ƠN」(ありがとう)が書いてある。
バゲットにスパイシーチキンや野菜が挟んでありますよ。
スパイシーチキンがいっぱい挟んであるぞ。そこにオリジナルソースがかかってる。
レタス、キュウリ、大根と人参のなます、そしてパクチーもしっかり。
炙ったバゲットは薄い皮がパリッとしているけど、中は柔らかい。
そしてスパイシーチキンがジューシーで旨い。そしてパクチーの香りが後から追ってきます。
こいつはワイルドな味ですね。
◆ハムのバインミー
とんちゃんは実食済みで、息子用に購入しました。⇒ボロニアソーセージ風のベトナムハム入りバインミーは甘辛いエスニックの味わい
こっちの包装紙には、ベトナム語で「Hẹn gặp lại」、その日本語の「またあいましょう」と書いてある。
パンの中には自家製ハム。それにスイートチリソースがかかっている。
自家製ハムは、ハノイでは「Giò lụa」(ゾールア)、ホーチミンでは「Chả lụa」(チャールア)と呼ばれるベトナムハムです。
ペースト状にした豚肉に片栗粉、塩、胡椒等を加えて棒状にして、加熱したもので、ハムというよりボロニアソーセージです。
ハムとパンの間には野菜系がいっぱい。レタス、キュウリ、ニンジンとダイコンのなます、そしてパクチーは普通量。さらにオリジナルレバーパテ。
バインミーを食べた息子は「ナンプラーの味がする」と言ってる。(そうです!)
パクチー嫌いだから「うっ!パクチー!」と叫んだけど、食べました。(よしOK!)
◆揚げ春巻き
春巻き2本とタレ付き。
春巻きの皮で中身の具を完全に包み込むのではなく、皮が筒型で、その両端から中身が顔を出してる。
ナンプラー(ベトナムではヌックマム)、砂糖、レモン汁を混ぜた甘酸っぱいタレをつけていただきます。
皮は薄くてサックリしています。中には、豚ひき肉にキクラゲ、春雨、ニンジン、タマネギなどの野菜が入っている。
同じく揚げ春巻きでも中国のとは違った美味しさです。
小麦粉で作った中国の皮と違って、薄いライスペーパーの皮はサクサクした感じ。
ベトナム料理もなかなか美味しいです。
ごちそうさまでした。
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