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ナマズって美味しいのよ 行方観光物産館こいこい@茨城県行方市 [ 茨城県]

ナマズ、食べたことありますか?

見た目グロテスクですけど。
実は、美味しいんです。

日本で食べられているナマズは、日本在来のマナマズと外来のアメリカナマズ。
マナマズは全国にいるんだけど、どこでも食べられているってわけじゃぁない。
私は福岡県大川市の三川屋さんでいただきました。(その様子はここ

もう1つのアメリカナマズは、茨城県霞ヶ浦にたくさんいるんです。
正式名称は「チャネルキャットフィッシュ」。ナマズは髭があるんでキャットフィッシュです。
水路にいたんでチャネル(channel)なんでしょうかね。

アメリカではこれが養殖されて・・・当然、食べられています。
このナマズ、最大で全長132 cmにもなるそうですって。デカイ!
食べるところが多いから養殖されるんでしょう。

その味は、アメリカ人好みの恐ろしく淡白な魚なんです。
私もアメリカで食べました。
そのアメリカナマズを茨城県行方市でいただけます。
場所は行方市の観光物産館。

水の科学館や「道の駅たまつくり」と同じ敷地に建っています。

建物には書いてませんけど、この物産館は「こいこい」って言うんです。
コイコイったって、花札じゃありませんよ。

なんで霞ヶ浦にアメリカナマズがいるかっていうと・・・。
霞ヶ浦では1971年に、アメリカナマズが食用目的で養殖され始めたんです。
しかし養殖はうまくいかなかったんです。目論見通りには売れなかった。
そして廃業した養殖池からナマズが湖に逃げ出した。
まぁ稚魚は小さいから、簡単に逃げますよ。
それで霞ヶ浦にはアメリカナマズがいっぱいいるんです。

ところがこのナマズ、貪欲は食欲で、ワカサギとかテナガエビを食べてしまう。
霞ヶ浦の漁業に多きな被害です。生態系にも深刻な影響を与える悪者です。
環境省「特定外来生物の解説」チャネルキャットフィッシュ

とはいえ、今も霞ヶ浦でナマズは養殖されています。
販売されている、泥臭くないナマズは養殖物です。
ということで美味しいナマズを食べちゃえ!

さて、物産館の建物に向かって左側には霞ヶ浦にかかる霞ヶ浦大橋があります。
この橋、最近になって無料になったんですよ。
だから、ぐっと行きやすくなりました。

その霞ヶ浦に面して広いテラスがあるので、ここで食べてもいいですね。
でも今日はすっごく暑いから、パスです。(笑)

観光物産館の中は直売所です。
地元の野菜なんかが売られています。

その片隅に売店があります。

行方ガーバーのポスター。
なめパック480円:これぞナマズバーガー
ぶたパックン380円:茨城特産の豚肉のバーガー
こいパックン:霞ヶ浦産のコイのバーガー
かもパックン380円:地元の合鴨と鶏肉のミックスです

4種類あるんですね。

どれにしようかな?
やっぱり「なめパックン」は、はずせないよな。
それから・・子どもには「ぶたパックン」にするかぁ!

これらのバーガーは、行方市商工会が開発したもの。
それが、むらおこし特産品として全国商工会連合会から表彰されています。
おめでとさん!

2009年に最初に開発したのは「なめパックン」と「ぶたパックン」。
そのすぐ後に「こいパックン」が出来、最後に「かもパック」が出てきたそうです。

その他のメニューは
 ミニ牛丼350円、ミニ生姜焼丼350円、ビーフカレー400円。

たまごかけご飯350円ってのもあります。

卵かけご飯のために、大きな説明書きが張ってあります。
茨城産こしひかりと自慢の卵を食べる、っていう料理なんですね。

その最後に「鯉恋」?
あっ!「こいこい」はこういう意味だったんだぁ!
このこじつけ、いや当て字はずいぶん苦労して考えたんじゃない?
コイコイやってるときに思いついたのにね。(違うって!)

注文は券売機でチケットを買います。


ソフトクリームとかアイスコーヒーとかもありますよ。

セットにはソフトドリンクがつくって。
じゃぁ、アイスコーヒーとセットにしようっと。

チケットを買ってカウンターに出します。

行方バーガーは「注文を頂いてからお作りしていますので、約5分程度のお時間を頂いております。」ですって。
作り置きしていませんってことね。
それはいいじゃないですかぁ。

アイスコーヒーやジュースを飲みながら、飲食コーナーのテーブルで、しばらく涼みましょう。

「なめパックンとぶたパックンをご注文のかたぁ~!」
おっと、できましたね。

けっこう大きいです。
どっちも白い紙にラッピングされているから、どっちがどっちかわかんないよ。
おっ、こっちには「なめパックン出没!!」なんていうシールが貼ってあるぞ。
もう1つは「ぶたパックン出没!!」だ。
ああ、これなら間違えないですね。

じゃぁ、なめパックンいただきましょう。
ほほぉ、とっても温かいですよ。

バンズの間に、平たいレタスと千切りのレタス、そしてお肉が見えます。

タルタルソースにさらにチリソースがかかっている。
青い葉っぱは・・・わさび菜?
キュウリ・トマトもサンドされています。

肉は、白く柔らかく、淡白な味です。全くクセがない。
あぁそうそう、これがキャットフィッシュよ!
淡白なタラのフライでさえも「フィッシー!(魚臭い)」とか言って嫌う、あのアメリカ人でも楽に食べられる魚がキャットフィシュなわけだからね。

見た目のグロテスクさに惑わされずに食べると、
あら美味しい!って感じですよ。

ぶたパックンは、ここで食べずに家に持って帰りました。

バーガーを取ったら、
「幸せこいこい 福ふくろう 不苦労で くろうしらず」
なんてお盆に書いてました。

家に持ち帰ったぶたパックンをレンジでチンして実食。

パティは茨城県産の豚肉と玉ねぎを使用したメンチカツですって。
なめパックンと同じく、平たいレタスと千切りのレタス、キュウリ、トマト、わさび菜もサンドされています。

ソースは、ケチャップにとんかつソース(?)。
食べた子どもは「うん、、うまい」だって。
タルタルソースやチリソースじゃないもんで、子どもも気に入ったみたい。

なめパックンもぶたパックンも美味しかったです。

ごちそうさまでした。



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