何でこんなに熱いわけぇ! 飯坂温泉 [温泉・旅館・民宿]
飯坂温泉には9つの共同浴場があります。
早朝に共同湯に入ってみました。
ここの温泉の泉質は単純泉。もちろんみんな源泉掛け流しです。
そして源泉温度が高い。
宿のすぐ隣にある「鯖湖湯」。
ヒバで出来た実に風格のある建物です。
共同湯の脇に桶を乗っけたタワーがある。
ここから「鯖湖湯」や今回泊まった「ほりえや旅館」へ源泉を分湯しているようです。
入口は木戸。
「鯖湖湯」は飯坂温泉発祥の地。建物は平成5年に、昔のスタイルで建て替えられたそうです。
駐車場はあるけど、ちょっと離れています。
休業日が掲げられている。月曜日がお休みですけね。
ほかの共同湯の定休日も掲示してあります。
木戸をくぐると受け。入浴券を買わないといけない。
料金は200円。チケットを買って、受付の女性に渡します。
「地元のお客様へ(お願い)」という張り紙がある。
観光客のために湯温を42~43℃になるように協力ください、という内容です。
42~43℃って普通だと熱めの湯温ってところ。そこまで下げてってことは、もっと高温のお湯ってことなのね。
浴室は撮影禁止なので写真なしです。
受付のある土間の扉を開けると、脱衣所ですけど、脱衣所と浴室との間に仕切りがないスタイル。
浴室の真ん中に、御影石でできた長方形の大きなの湯船があって、その周りで先客達が身体を洗っている。
後から入って来たお客は、パジャマスタイルで「おはよう」なんて声をかける。
朝飯前に一風呂浴びるために近所の人たちがやってきているようですね。
共同浴場にはシャワーもカランもありません。
湯は湯船からとって使います。
湯船の端に行って、湯を身体かけて洗ってみると、「熱め」程度の温度かな。
湯に入ってみると湯温は43℃くらいの感じ。あぁ、これなら大丈夫。
湯口のところの温度計を眺めると46℃です。すいぶんと高いね。
そう思って、湯口のところに近づくと・・・・湯温が上がってくる。
身体がヒリヒリしてくる。あじじじ!
こりゃだめです、とても湯口には近づけません。
鯖湖湯の湯温は低い方なんだけどなぁ・・。
湯船の端の方で湯に浸りました。
もう1軒の共同湯に向かいました。
「導専の湯」。
昭和37年に作られた共同浴場で「導専」はここの地名。
建物が2010年末にリニューアルされたみたいで、新しい建物です。
私は歩いてきましたけど、車の場合は、すぐ脇にある市民センターの駐車場が便利でしょう。
ここは浴槽が2つあるんです。
熱い湯は、なんと47.1℃!
温かい湯が42.0℃ですって。
暖簾は昔からのものを使っているようですね。
ここも券売機で入浴券を買います。大人1人200円。
「若竹分湯槽」の湯で、源泉温度は60℃の単純温泉。
浴室には浴槽が2つ並んでいる。
温い方は43℃、熱い方は48℃です。
熱い方に入ろうとしたら、地元の人が「そっちは熱いよ」って声をかけてくれました。地元のみなさんも温い方に入っているんですから。
身体が温まってから、熱い方にトライしてみました。
湯船に足を入れると、ヒリヒリ、チクチクです。
膝まで入ったところで、退散しました。私には絶対に無理ですもん。
温い方(って言っても熱いです)に浸っていると、地元のお客が1人、熱い方に入りました。すごい!
でも入っているのは1分程度です。
なるほど、すっごく熱い湯に、ササっと入る、ってことなのね。
もしも入れれば、だけど。
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