SSブログ
 

倉橋産の昼どれ鮮魚が旨い 海鮮問屋ながはま@広島 [ 中国・四国]

「新天地みっちゃん」でお好み焼きを食べたら、お腹がふくれてしまった。
腹ごなしに、と「お好み村」に行って、冷やかしの見学。
お好み焼きを食べた後の腹ごなしにお好み焼き屋を覗くというのも、変な話しですけどさ。

冷やかしの後で、魚を肴に日本酒を飲もう!という同行者たち。
いえなに、とんちゃん自身もその1人なんです。

お店を探してみましょうか・・。

おや、【ふぐ、かき】の幟がありますよ。

お店は地階のようです。

【昼どれ 活小魚 倉橋産直送】
倉橋と云えば、瀬戸内海に浮かぶ小島。そこの魚があるんですね。
【漁師の店 長浜丸】ってことは、倉橋の漁師さんのお店!
こりゃ、いいかも。

黒板にも何か書いてある。

【倉橋鹿島沖 昼どれ直送!!】
「本日入荷品! 本めばる塩焼、煮付、おこぜ薄造り、活皮はぎ」
なんだか、威勢がいいですね。

ここに入ってみましょうか?

階段を降りたところに入口の扉。

いや、まだ奥がありました。さらに階段を下ります。

下ったところに入口がある。

お店に入ると、生け簀があります。
不細工な顔のオコゼがいます。ほぉ、君が薄造りになるのね。(笑)

正面にはカウンター。

その脇に魚や食材が並べられている。
新鮮そうですね。

とんちゃんたちは奥にある小さな座敷に上がりました。

メニューには【当店ならではの倉橋の魚】とある。
【自家用漁船で昼つり 倉橋小島の新鮮な魚が色々!】だって。
魚を色々と食べたいところ。
・・・でもお好み焼きを食べた後なのであんまり入らないよぉ。

【別紙おすすめ料理をご覧下さい】ってか?

【今夜のひと品】
関あじ刺身、生たこ刺身、どっちもいいかも。1200円だ。
倉橋産昼どれ本めばるも刺身でいただきましょうか。
天然あじなめろう500円もいいな。

【今が旬の牡蠣河豚料理】
そうそう、これだよ!やっぱり牡蠣だよ、カキ!牡蠣フライだ!

「赤なまこ食べたい」っていう同行者。
「今日は赤なまこがなくて、青なまこしかないんです。」と仲居さん。
どっちでもいいですよ。(いいかげんです。)
でも、ナマコの違いについては最後に説明します。

こちらは居酒屋風料理。

アルコールは、ビールはもういいね。

日本酒をオーダーしましょう、しかも燗で。
燗酒は宝寿、亀鈴、賀茂鶴。
どれも地元、いまでは東広島市になった西条町のお酒のようです。

卓の上に、突き出しと取り皿と猪口が置かれます。

燗酒登場。白い磁器の徳利に猪口です。

猪口が敷いているコースターは、布製の座布団。
こんなところにも気が配られている感じです。

突き出し、って云っても、こんな茶わん蒸しの器みたいなものが出てくる。
もしかして茶わん蒸し?

いえ、中にはヒジキが入っていて、長芋のみじん切りがトッピングされている。

ヒジキは餡かけになっていて、トロリン状態のヒジキにサックリした長芋。
なんだか身体に良さそうな感じがする。

ヒジキの中に厚揚げが埋もれていました。

天然あじなめろう。
あら、なめろうってアジを細かくミンチしたものかと思ったら、細切りなんですね。

アジが新鮮だし、柚子が効いていて旨いよ。

関あじ刺身。

大きな目がイキイキしている。

いやぁ、こりぇ旨いわぁ。

牡蠣フライ。

大ぶりのカキ。

アツアツでいただきましょう。

ジューシーで旨い。こりゃたまらん。

青ナマコ。

ネギ、もみじおろし、海苔がトッピングされている。

表面が暗青緑色ですね。だから青ナマコ。
道産子のとんちゃんには、馴染みのナマコです。
コリコリしていて、いい食感です。

生タコと本メバルの刺盛り。

生タコ。
うっ、吸盤が舌に吸い付く!

メバルの締まっている。

このお店のオーナーがレジのところにいらっしゃった。
倉橋の漁師さんですって。
1階のお店も同じ経営ですって。

帰りに確認してみました。
1階の「どんどん」と地階の「ながはま」は【ながはまグループ】ですって。

居酒屋どんどんの方が、安いのかなぁ?

次回、機会があったら1軒目にお寄りしたいお店でした。
ごちそうさまでした。


ナマコについて。

ナマコは古くは単に「コ」と呼ばれていたんです。
だからナマコのハラワタ(腸)のことを「コノワタ」というわけです。
で、生の「コ」を「ナマコ」と言うんです。
というのも、ナマコはかつては、煮て干したものを水に戻して食べていました。
中華料理にはいまでも干したナマコが使われていますよね。

そのナマコには、赤ナマコ、青ナマコ、黒ナマコの3種類があります。
青ナマコと黒ナマコは同種だけれども、赤ナマコは別の種だそうです。
DNA鑑定でついにわかったそうです。
赤ナマコは西日本の外洋の岩場に多く、青ナマコや黒ナマコは内湾の砂泥底に多く全国に分布している。

青ナマコと赤ナマコは生息場所が違うから、青ナマコは底引き網漁で取れるけれど、赤ナマコは水深の比較的浅いところにいて、箱めがねで小舟から採取しているのです。
そのため採取量は赤ナマコの方が少なくて、値段が高い。
赤ナマコは、薄く切ると、体表の赤い色が白い肉の表面に美しく映えることから人気が高い。
そんなわけで、赤ナマコの方が高級品ってことになっているようです。
味は赤ナマコの方がいい、と云われているけど、真偽のほどは不明です。

食べログ: 海鮮問屋ながはま

関連ランキング:居酒屋 | 八丁堀駅胡町駅立町駅


 
nice!(9)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 9

コメント 2

式守錦太夫

カキフライが貝殻に乗って供されるって、いい演出ですね。
ナマコも大好きですよ、あんな姿態なのに、素敵な歯ごたえ!
by 式守錦太夫 (2013-05-01 19:56) 

とんちゃん

> 式守錦太夫さん
カキフライの貝殻の演出に目を付けるとは、さすがです。
ナマコはあの姿を見ないで食べた方がいいですよね。
あのグニュグニュ風がコリコリになるんだから、摩訶不思議です。
by とんちゃん (2013-05-03 10:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0