老舗旅館で美味しい朝食 金沢屋旅館@佐渡市両津 [温泉・旅館・民宿]
担々麺ネタが続きましたが・・・佐渡ネタに復帰です。
佐渡市両津港の近くに宿泊しました。
今回の宿泊先は古い旅館。
実はただ者ではない旅館だったんですが、それはまた後ほど。
夕食は外へ出て、宿で朝食をいただきました。
道路に面した部分は、コの字型になっている旅館の建物。
夜に見るとさらに趣のある旅館です。
1887年(明治20年)に建てられたという古い建物。
道路拡張工事で玄関部分を改築したとのこと。
きっと「コ」の字がもっと深くて、道路に面して玄関があったんでしょうね。
建物の腰壁や玄関前の地面にこんな丸い石材が並べられています。
これ、石臼の歯の部分ですよ。
改築のときに、石臼をデザインとして使ったんですね。
客室は2階の和室。
部屋のふすまには筆字で描かれた短歌の句が貼ってあります。
翌朝の朝食です。
1階の立派な広間を衝立で分けてそれぞれの客が食事をとります。
◆朝食
ずいぶんと立派な朝食です。
ご飯は、卓に載ったお櫃からセルフでいただきます。
佐渡産米のご飯。
ご飯をよそって、いただきます!(合掌)
「えこ箸」ですって。
箸袋にトキのことが書かれています。
乱獲で激減した野生朱鷺はついに5羽になり、1999年に中国から1つがいのトキを受けて人工繁殖を行い、2008年に放鳥が始まりました。
それを記念して、佐渡のホテルや旅館の女将さんたちでつくる佐渡島の女将の会・美佐渡会(みさとかい)で、割り箸に替えてエコ箸を導入して、さらに島内のホテル旅館、飲食店等に広く普及しているそうです。
箸袋は島内の障がい福祉施設で作られたものだそうです。
ということで、樹脂製のエコ箸でいただきます。
味噌汁に入っている緑色の海藻はナガモ(アカモク)かな。
佐渡の名産ですね。
こちらはモズク。
もずくといえば沖縄産がほとんどですけど、佐渡には天然のモズクがあります。
シャキシャキとした食感の佐渡のモズクです。
甘海老の刺身。
朝からこんなものがいただけるとは思っていませんでした。
甘くておいしい。(*´▽`*)
焼き魚は、なんとカレイ。
カレイなんて久しぶりです。
これまた旨い・・・日本酒がほしいところです。
大根おろしに筋子。
お豆腐。
滑らかな絹ごし豆腐で、豆の香りがする美味しい豆腐です。
焼き海苔もいただきました。
漬物は自家製。
朝食付き1泊5,900円(税込)という料金なので、朝食にはほとんど期待していなかったんです。
ところがその期待を大きく裏切られました。
佐渡産の海産物がいっぱいの美味しい朝食でした。
ごちそうさまでした。
最後に、この旅館のこと。
この旅館はネットで予約したんですけど、何やら老舗の量感みたいだなぁ・・・というくらいに思ってました。
ところがここは、かなり由緒のある旅館だったってことを後で知ったんです。
この旅館は、いったいどういうところだったのか?
それはまた明日の記事にしましょう。
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