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東京中野で沖縄料理 ちむ屋@中野 [ 東京飲みある記]

家族プラス、カミサンの母親(おばあちゃん)といっしょに、食事に行こうということになった。
では、ということで中野の沖縄料理店に行こう、と決めた。

ネットで見ると中野周辺には沖縄料理店が何件かあるみたいですけど、その中から1店、見つけたのがここ。

「ちむ屋」です。
沖縄的アジア酒家とか、ナチュラルおきなわダイニングBarなんて書いてあります。

「ちむ」とは沖縄語で「肝(きも)」のことで、「心」の意味もあります。
沖縄語の「くくる(心)」は、理性とか、経験とかに宿るものなのに対して、「ちむ(肝)」は、人間の好・悪や快・不快とか同情とか、相手のたましいと直接にふれあうこと、感情の相互性をあらわす言葉、とのこと。
ってことは、こころが触れあう店ということでしょうか。

店の外にメニューが張りだしてあります。

沖縄料理に加えて、「永田農法」の野菜を使った料理があります。



まずはビール!
ここはやはり沖縄のオリオンビールでしょう。
で、子どもは大好きなシークワーサージュース。

突き出しはカボチャの煮物(写真は1個食べてしまったところ)。
カボチャ自身が甘くて美味しい。これも永田農法の野菜なのかな。

さて、注文。
沖縄料理ははじめて、というおばあちゃんのために、いろいろと注文しました。
おばあちゃんのためなのか、実は私のためなのか、真実は混沌としていますが・・。

まずは、ジーマミ豆腐。落花生の豆腐です。
落花生のねっとりとして甘い感じがとてもよく出ています。子どもも好きな一品です。

ところで落花生を沖縄では地豆(じまめ)と言います。それを沖縄語で読むとジーマミなんです。

海ぶどう。
最近では、すっかり沖縄料理として有名みたいですね。
家族で2回沖縄に行っていますが、そのときには食べなかった料理で、カミサンも今回が初めて。

プチプチした食感がとても楽しい、って感じです。

子どもはお腹が空いたから、「食べるものがほしい」とおっしゃる。
子どもが第一に好きなのは、ソーミンチャンプルーなんです。
でもお店の人に聞くと、いまはメニューにない、とのこと。

じゃあってことで頼んだのが・・・

沖縄そばです。
これは出汁がしっかり利いていて、旨い。やはり、という感じです。

カミサンが「沖縄のそばは、どこも汁が美味しいのよ」と、おばあちゃんに説明している。
「でやっぱり、首里そばが美味しいな」とも。

美味しい沖縄そば屋に、色々行きましたから。

大人のフライドポテト。
田芋(ターンム)のフライ。すり白ごまと塩が掛かっている。

外側がカリカリして、中が柔らかい。田芋がほんのり甘くて、思いの外美味しい。
これは普通の沖縄料理では出てこないはず。この店オリジナルです。

ミミガー。豚の耳です。
ピーナツ味噌和え。
これ、好きなんです。すり白ごまがかかっている。

スヌイ。もずく、です。
まあ、普通にもずくですね。

そもそも、もずくは沖縄産なんです。

ここらあたりから、少しディープになります。

足テビチです。豚足の煮込みですね。
これは実にしっかり煮込んであって、旨い。

コラーゲンは身体にいいね~、なんて言って、おばあちゃんも気に入っています。
珍しく、うちの子どもも気に入りました。

ラフテー。
豚三枚肉の煮込みです。
沖縄の代表的料理と言ってもいいかな。
これはもう、旨い! 一緒に煮られている大根が旨い。

先の足テビチの大根もそうですけど、大根が味を吸って、旨い。大根が入っているのはここのオリジナルでしょう。
ぶり大根と同じ発想ですね。

このあたりで、酒は泡盛に変更。
私は、琉球王朝をロックで飲んでます。

カミサンは3種類の泡盛が楽しめる利き酒セット
(1000円)を注文。

右から、瑞泉、ニコニコ太郎、首里天です。
写真見ても、さっぱり分かりませんけど。(笑)

おばあちゃんは、シークワーサーサワーです。

酒のつまみに、豆腐よう。
これは好き嫌いが
分かれるんですけど、おばあちゃんの口には、意外にも合ってしまった。

これが食べれれば、沖縄料理はもう大丈夫。(何が、大丈夫なんだろ)

フーチャンプルー。
沖縄のお麩は、しっかり料理の具なのです。
こうして食べても実に旨い。

このチャンプルーには豚肉が使われている。
現在の沖縄ではチャンプルーにもポーク(ランチョンミート)を使うことが多いのだけど、それは米軍料理の影響。ここのはちゃーんと豚肉で、それが本来の沖縄料理です。
この店はきっとそうだろう、と予想していたとおり。

タコライスも食べたけど、写真に撮るのを忘れた。

黒糖バナナケーキ、なんていうのが壁に貼ってある。

デザートに、その黒糖バナナケーキ。私は食べなかっ
たけど、美味しいそうです。

この店の料理はかなり美味しい。
ジャンクフードのポークを使わずに豚肉を使っていること、そばの出汁が昆布でしっかり取られていることなどなど、実に本来の沖縄料理が出てきます。

おかげで、今度はいっしょに沖縄に行こうね~なんていう話に、おばあちゃんとなしました。
ホント、また沖縄に行きた~い!!




 
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