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ロンドンの2階建てバスが地下へ移動 赤バス@虎ノ門1丁目 [ 東京ランチ]

かつて西新橋1丁目の交差点の角に、ロンドンの赤い2階建てバスが停まっていた。
名前は「ダブルデッカー」とか。実に奇異な光景だったけど、バスの中はカフェー、夜はショットバーだったようです。
私は15年ほど前に何度も見たけど、入る機会がなかった。
いつしかそのロンドンバスはなくなっていた。

そのバスの店がビルの中に移転したのがこの店「赤バス」とか。
昼はカレーの店、そして夜はショットバーらしい。

ビルの表(南側)からはいると、地下2階にある店の場所がわかりにくい。
でも、「AM PM」の大きな看板のある実業会館本館の北側(裏側)にある階段を地下に下りると、地下2階のフロアに入ってすぐのところに店があって、非常に分かりやすい。
この裏口進入をお勧めします。

目立たない店構えです。
写真はドアに「クローズド」の掲示が出ているけど、帰り際に写真を撮ったせいです。

メニューは「日替わりカレー」と「赤バスチキンカレー」の2種類のカレーのみ。どっちも750円。

3人で店に入って座ったら、「カレーでいいですか?」って聞かれる。
えっ、メニューは1種類しかないの?
あまりのシンプルオーダーに驚きましてけど、私らが食べに行った日は「赤バスチキンカレー」がなくて、日替わりのシーフードカレーのみだったようです。
選択肢がない、1つだけのメニューでした。

「はい、カレーお願いします」としか言えないですね。

メニューの選択肢が非常に(1つか2つ!)限られているのがこの店の第1の特徴です。

まずライスが運ばれてきました。
ライスは、黄色いターメリックライス。
これがかなりのボリューム。これが第2の特徴。

ふつうのお店ならしっかり「大盛り」の量です。これは私にはとってもウレシイです。
だから普通のお腹の人は、この店で「大盛り」は注文しない方がいいと思います。
逆に、女性は「ライス少なめ」じゃないとまったく食べきれないと思います。

そのライスですけど、タイ米(長粒種)ではなく、日本の米です。
この日はかなり硬めに炊きあがっています。
でもネットでは、柔らかめっていう評価もあるから、日によって違うのかな?ここらは不明。

ライスといっしょにキャベツなんかのサラダがのっています。

すぐにカレーが来ました。
カレーはサラりとしていて、トマトベースにココナツミルクが効いてクリーミーです。
クミンの香(いわゆるカレーの香)にコリアンダの香もして、スパイスが効いている。

辛さはかなりマイルドです。

カレーはたっぷりあります。でもライスの量が多いから、気を抜くとカレーが足りなくなってしまうので要注意ですね。

食べている途中で、店員が「辛さはどうですか?」と聞いてきます。
「辛くして」っていうと、大きなケッチャップかマヨネーズの容器みたいのに入ったソースをカレーの中に入れてくれます。
「辛いのは大丈夫ですか?」と聞かれたので、「大丈夫、いっぱい入れてください!」って言ったら、容器からオレンジ色ソースをカレーの中にグルグルっと3回りくらい回し入れてくれました。

そのソースを入れると辛くなるのといっしょに、味も変わってきます。
最初から辛みソースを入れずに、途中から継ぎ足すようにしててくれるのが第3の特徴かな。
これって、カレーの味をまずは味わって、それから辛さを足してほしいというお店のメッセージかも。
でもまぁ、辛いのが好きな人は、早めに辛みソースを入れてもってもいいかも。

これが辛みソース。ガラムマサラソースって言うんでしょうか。

食べ終わったのを見計らって「ラッシー」が出てきます。
入っているグラスは余りにもシンプルですけど、そこはシンプル・イズ・ベストってことで。

メニューの選択肢は多くて2つっていう店ですけど、カレーの味はなかなかです。量も多いし、また行きたいお店です。夜のショットバーにも来てみたいな。

食べログ:赤バス

 


 
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