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駒ヶ根の光前寺 [旅行先]

駒ヶ根市に行って、市内の名所である「光前寺」に来ました。HPもあります。
三重の塔があるからというので、お城・お寺好きのTさんの希望で行ってみたのですが・・・。
実にすばらしいところでした。

まずその入り口の仁王門の重々しさに驚きです。
すばらしい門が残されています。

この門をくぐったあたりで「さきほどはどうも。」と声を掛けられる。
えっ?と思って見ると、なんと、さっきロープウェイ駅までのバスを運転していた運転手さんではないですか。しかもカメラを持っています。

「どうしたんです」と尋ねると、
「年賀状の写真にしようと思って。」と言って、かなり熱心に写真を撮っています。さっき見せてくれたサービス精神は、営業だけでなく、きっと根っからのものなんでしょぅ。

三門。これも荘厳で立派。
ほおづえが何重にもなって屋根を支えています。

その脇にある鐘楼。
行く年来る年に出てもらいたいようなところです。(もうとっくに出ているかも。)

いよいよ本堂。

いや、これもすばらしい造りです。

入り口の柱には、本堂から龍が貫いています。それがすごい彫り物です。
龍の顔は、龍と言うより丸い狛犬の顔です。

最後に三重塔。

ここは霊犬の早太郎伝説があったりします。
この伝説はなかなか面白い。早太郎は「兵坊太郎」とも呼ばれているそうで、山伏、修験者との関係を想像させます。

ところで駒ヶ根の由来は、駒ヶ岳のふもとという意味ですが、その「駒ヶ岳」の由来は山の形が馬の背に似ているから、などと言われています。
でもそれはきっと誤り。「駒」の由来は、紀元前から7世紀まで朝鮮半島の北にあった高句麗、日本語の古名「こま」でしょう。
高句麗からの渡来人が日本に各地に住み着き、そこに「こま」を冠した地名を残しています。


 
タグ:長野県
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