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武家屋敷の和風喫茶室 台の茶屋@大分県杵築市 [ 九州・沖縄]

杵築市の街中を少し観光。

杵築市は南北の低い通りに町屋というか商家があって、両脇の高台にお城や武家屋敷があるので、“サンドイッチ型”城下町だと自称していて、それに因んで「きつきサンド」なるものも売り出しています。

横から見ると凹状なわけで、西洋風のサンドイッチよりも中華サンド、割包(カーポ)に似ているかもしれません。

さてその杵築の武家屋敷をいくつか見学。

喫茶室がある武家屋敷に入りました。どっしりした構えの家です。

甘味処・お土産の「台の茶屋」が中にあります。

写真の順番が前後しますけど、立派な門構えです。

本来は能美邸。
杵築藩主松平家の出身地である三河国能美を姓とした能美家の屋敷です。数年前までは実際に住居として使われていた建物が市に寄贈されて、それを改築して無料開放されています。

その中に喫茶室があります。
ギャラリー喫茶、ってなってますね。
門の前にメニューが掲げられています。

靴を脱いで玄関を上がると、まずそこは床の間付の部屋になっています。

欄間が素晴らしい。ウサギの絵が彫られています。

お茶室にもなる奥の間。

そこから眺める庭の景観が美しい。

「台の茶屋」という喫茶室。
青い薄生地の暖簾がかかっていて、涼しそうです。
暖簾をくぐると、先客はだれもいません。

4人用の座卓席と2人用のテーブル席があります。
私は奥の座卓に席をとりました。

このメニューの写真やデザインが綺麗なんですけど、なんと自家製。女性経営者の娘さんによる手作りだそうです。

セットメニューは500円。
 上煎茶セット:上煎茶+本日の和菓子
 お抹茶セット:お抹茶*本日の和菓子
 ケーキセット:コーヒーor紅茶+本日のケーキ

甘味メニューも500円
 和風茶屋パフェ
 あんみつ
 台の茶屋のおぜんざい
トッピングは季節によって違うそうです。

飲み物は530円
 ブレンドコーヒー、カフェラテ、抹茶ラテ、紅茶、ほうじ茶ラテ、
 アップルジュース、オレンジジュース

甘い物系はダメなんだけど、せっかくなんで抹茶にしようか。
「セットになっている本日の和菓子ってなんですか?」
「入り口のところに書いてあるんですが・・・」と言うので
「えっ!」と言って、喫茶室の入り口に戻ってみると、ホワイトボードがある。

本日のケーキは、抹茶マフィンか紅茶メリーマフィン
本日の和菓子は抹茶の水ようかん

どちらも自家製なんですって。
門のところにあったのと同じ内容だって言うんだけど、気がつかなかったなぁ。
「せっかくなのお菓子なんだから、もっと目立ってもいいですね。」なんてお話ししてしまった。

「抹茶の水ようかん」なんていいね、って思って、抹茶セットを注文しました。

テーブルの上に、斜めになったガラス容器の中に角砂糖が入っていて、トングは黄色いライトの上に。

しばらくしてお盆に載った抹茶セットが運ばれてきました。

抹茶は、薄茶です。サッパリしてすがすがしいです。たまにはいいですね。
日本人に生まれて良かったなぁ、なんて思ってしまう。(笑)

抹茶の水ようかんは、あんこと抹茶の二層構造。
甘さが控えめで、つるんとして、美味しかったです。

ナプキンは、って見ると、薄茶色の紙ナプキンです。

伊藤園の「おーいお茶」の茶殻が入っているんですね。茶色い未さらしの紙の中に緑色の茶殻が入っています。
こういうナプキンもあるんですね。

女主人といろいろお話。
経営者は、公募に応募した、杵築で育った普通の女性なんです。
若いときには、さっき観た茶室でお茶を習っていて、この建物が好きだったそうで、公募があったときにすぐに応募したそうです。
そしてその建物で喫茶室を経営できて、とても嬉しいとか。

中二階もあるんです、なんていうのを聞いて、見てみました。

かなり手が加えられていますけど、立派な屋根裏です。

喫茶室からは庭が見にくいですけど、庭を眺めた後で、美味しいお茶をすするといいですよ。


 
タグ:大分県 喫茶
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