長崎風料理を食べる 出島厨房@四ッ谷 [ 東京飲みある記]
職場の暑気払いで四ッ谷に来ました。
地産地消ならぬ地方のアンテナショップのレストランに行ってみよう、ってことで長崎県のアンテナショップに来ました。
ビルの1階にあります。
出島厨房というお店。長崎らしいネーミングですね。
入り口のドアがステンドガラスで、いよいよ出島っぽい。(出島に行ったこと無いですけど。)
あっ、ガラスに短足のデブオヤジが写っている。(私です。汗)
店内は長いテーブルがいくつか配置されていて、わりと広い。
テーブルクロスは長崎の物産を紹介した絵が描いてあります。
早速料理が出てきます。今日は4000円の宴会コースのようです。
平成しっぽく前菜6種盛り。
海老。
里芋の煮物上に味噌。
竹輪とさつま揚。
鶏肉団子。
穴子寿司。
食パンの中に海老のすり身を入れて油で揚げたもの。和食には珍しい料理です。
でもこれハトシ(蝦多士)と言って、東南アジアから伝わったもので、しっぽく料理の1つなんだってことを後で知りました。
焼酎は壱岐ゴールド。壱岐は麦焼酎発祥の地です。
壱岐の麦で作った焼酎です。
豆腐と島原昆布のサラダ。
島原豆腐ってやや硬いです。壱岐豆腐みたいな製法なのかな?
壱岐豆腐のことはここに書きました。
「長崎の醤油」っていうのが置いてある。
どんなのかっていうと、たまり醤油みたいに甘いんです。これは好みが別れる醤油で、ちなみに私はこれダメです。
長崎産の鰺の黒味醂干しとスルメイカ一夜干し。
鯵がいい味しています。「黒味醂」って、味醂を7年間も熟成させて黒くなった味醂のことみたいで、甘くて濃厚な味がするそうです。
角煮まんじゅう。
中の具は東坡肉(トンポーロー)。それを台湾風の蒸しパンに挟んである。
ハンバーガー風です。具に味が染みて旨いけど、この蒸しパンが好きなんです。
出島特製 具沢山皿うどん。
油で揚げた細麺(通称バリ麺)に餡がかかっている。
長崎出身のEさんの評価では、カマボコ、竹輪が入っていないこと、逆に枝豆やコーンが入っていることが変だそうだ。
東京風にアレンジしているってことでしょうか?
さてその食べ方なんですけど。酢をかけたりするわけ?
って長崎出身のEさんに聞いたら、
「酢なんて使いません!」(きっぱり)
「ウスターソースをかけます!」ですって。
なぬっ! ウスターソースぅ~!!
確かにテーブルにウスターソースが置いてあります。
金蝶ソースですって。
長崎では知らない人がいないというチョーコーという醤油メーカーのものです。
蚊取り線香とは関係有りません。(たぶん)
大皿の皿うどんを、小皿にとって、金蝶ソースをたっぷりかけてみました。
こんなん旨いんかぁ~?
食べてみると、
「うま~い!」
なんと意外に旨い。
ソースが旨いんです。このソースは、辛さが少なく酸味も柔らかい。
結局、焼きそばと同じですよ。ソースの味で美味しくなる。
だったら具が無くてもいい感じもしますけど・・・。
テーブルには酢も置いてあります。
私はお酢かけるの好きだけど・・・。
トイレに行こうとすると、途中に長崎県の物産の展示や販売スペースがあります。
この店が入っている建物は、長崎県東京産業支援センタービルというところ。その支援センターは、長崎出身の会社が東京・首都圏で販路拡大する支援をしているところだそうで、ビルの中には長崎出身の会社の事務所があります。
で、ビルの1階に物産の販売スペースもあるわけ。
長崎ちくわ。さっき出ていたな。
さつま揚げ。
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