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長崎出島ツアー(2) クリスマスパーティーの準備は [旅行先]

家族旅行で長崎観光で~す。
復元された「出島」で、ボランティアツアーに従って歩いています。

あんまり面白い話題はないんですけど、なにせ初めてなんで、いろいろ珍しかったです。

出島の地図です。
出島HP:http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/dejima/

乙名部屋。
出島で日本側の貿易事務や管理を担当していた出島乙名が拠点とした建物。
出島乙名は、幕府の役人じゃなくって、出島を築いた出島町人から選ばれました人なんですね。

乙名部屋の外です。

中に入ると大名行列のミニチュア?

荷物を馬に乗せた行列。

大名?じゃなくって、カピタンが江戸へ行く様子を描いた模型です。
よくできてますなぁ。

出島乙名の役割とか

出島の地役人の説明が書いてあります。

出島乙名やオランダ通詞などの出役人は200人もいたんですって。

出島乙名の詰所です。

乙名を中心に組頭、乙名附筆者、日行使らが仕事をしていた部屋です。

いろんな通帳が下がっていて、かなり雰囲気が出ています。

乙名部屋から料理部屋へ向かう途中に、大砲がありました。

青銅製の大砲ですって。

料理部屋。
商館員たちは1日2回、カピタン部屋の2階で食事をしていました。
その食事を作っていたところが料理部屋。
肉や野菜など日本で入手しにくいものは、なんと出島で自給してたそうです。

これが料理部屋。

調理器具や食材が置かれています。

カピタン部屋の大広間で催されていた阿蘭陀冬至=クリスマスの祝いの宴会料理の調理風景を再現しているそうです。

ソーセージやハムを作っているようです。

クリスマスパーティーの準備をしているところだそうです。

桶は日本製ですね。

奥に何か吊されています。

これは豚ですね。
オオトカゲじゃないか?なんていいかげんな説明しちゃダメですよ。
頭は・・・パーティーに出されていた、あれかな?(笑)

ぉおっと、二番蔵の入口には番人がいます。

これはたぶん「二番蔵」でみたものかな?

ポルトガル船の模型です。

オランダの帆船です。

拝礼筆者蘭人部屋。
帳簿などの筆記を行うオランダ人の書記の長が住んでいた建物。

出島から入ってきた蘭学を紹介しています。

 

建物の中も興味深いんですけど・・。
この建物の窓ガラスを見てください。
当時の出島で使われていた「ビードロ」と呼ばれたガラスを障子枠にはめ込んであります。

ガラスの鏡面に波模様が見えますよね。
1枚1枚焼いてつくったガラスです。
これ、かなりのトリビアですよ。

ぉお、解体新書です。
そういえば、秋田で解体新書の本物の初版本を見ましたね。
http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2011-12-02-2

おっ!これは!

エレキテルです。
平賀源内が復元した摩擦起電器。
摩擦で起きた静電気をガラス瓶に貯め、そこから出ている銅線から電気を放電させます。

これはナニ?

牛の骨ですって。
天然痘の予防のための種痘をここでつくっていたんですね。

これまたナニ?

水銀だって。
水銀がメッキに使われていた・・。
日本では白粉にも使われていたんですけどね。あな恐ろし。

出島HP:http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/dejima/

復元された出島の位置


 
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コメント 2

ヨッシーパパ

出島は今は埋め立て地ですが、なかなか見所がある場所ですね。
解体新書の初版本、私も秋田で見てきました。
by ヨッシーパパ (2012-05-07 19:46) 

とんちゃん

> ヨッシーパパさん
再生された出島は、かなり作り込んであって、なかなか面白いです。
全然チャチくないです。

角館で解体新書をご覧になりましたか!
だからどうってこともないんですけど、
あそこの1階でコーヒーを飲めなかったのが残念です。

by とんちゃん (2012-05-07 21:44) 

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